未来を創る法則3.

From : 田渕裕哉(2012/04/11 07:25:29)

おはようございます。今朝は曇りの大阪からです。

昨日は姫路市安富町にある「富栖の里」という所に行きました。
ここは日本で唯一の坑道ラドン欲ができる洞窟のある場所です。
すごい自然のパワーで癒されました。

今日の夜は大阪で日経新聞社主催のセミナーで講演します。
こちら ⇒ http://www.nikkei4946.com/seminar/seminar.cgi?ID=3088
(パソコンのみ見れます)

コンピューターを駆使して、遺伝子のデザインを解明したのは、
ヒトゲノムの解読に成功したクレイグ・ベンダー博士でした。

博士とそのチームは、まるでワープロで文章を編集するように、
いともたやすく遺伝子を「編集」することができました。

しかし、それでも十分とは言えません。

遺伝子のコードが新しく生成され、シャーレの中で組織化されても、
それはそこにあるだけ、まだ生命体にはなっていません。

物事を動かす力、フランケンシュタイン博士が人造人間に、
命を吹き込むために用いた電気ショックのようなものがまだ欠けています。

有機的な組織とか、生きているもの、あるいは生命体を加えて、
これを生きた組織に変えなければならないのです。

これこそが、あなたに与えられた機会なのです。

もちろんシャレーや有機体をすぐに持ってきて
実験しようと言っているのではありません。

あなたを取り囲む、すでに在る社会の基盤や機会、多くの組織などに、
もう一度息を吹き込みましょう。

これは想像以上に大きなチャンスです。

すべては、あなたが初めの一歩を力強く勇気を持って
踏み出せるかどうかにかかっています。

さて、あなたは会社でどんな仕事をしているかを説明できますか?

結構難しいのではないでしょうか?

一言では説明しにくいのではないでしょうか?

ある人は自分の仕事を明確に限定して答えるかもしれません。

例えば「ソフトウェアの品質管理レポートを、毎週木曜日に提出しています」
とかです。

あるいは「私は企業文化を担っています」などと
大まかに総括する人もいると思います。

しかし、おそらく「物事を始めています」と言う人はいないと思います。

もし誰も、何も「始める」ということをしなかったら、
誰がイノベーション(変革・改革)を行っているのでしょうか?

ここで言っているのは、イノベーションのアイデアそのものではなく、
それを「開始する」ことです。

素晴らしい思いつきや、高いモチベーションがあっても
「開始」されなかったら、それはないに等しいのです。

実は「主体性」の本質は、物事を始めることなのです。

実は、私たちが与えられたものを受け入れた途端に、
本当の主体性は発揮できなくなります。

本当のパワーを失ってしまうのです。

「始める」にはパワーが必要です。

電気ショックを与えるにはパワーが必要です。

本当の「主体性」を発揮するときに、人は本物のパワーを発揮します。

ぜひ、本当の主体性を発揮しましょう。

田渕 裕哉

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