未来を創る法則4.

From : 田渕裕哉(2012/04/12 07:24:53)

おはようございます。今朝もいい天気の大阪からお届けします。

昨夜は日経新聞主催のセミナーでしたが、大変盛り上がりました。
3回シリーズで次回は5月23日(水)です。
今日は東京で仕事をしたあと千葉に戻ります。
家のそばにある「吉高の大桜」を見に行こうと思います。

人工頭脳の権威であるマックス・プランク研究所のジャン・ソーマン博士は、
地図や磁石もなく、山や建物など目につく景観もないときに、
人はどのように行動するかの調査を行っています。

ガイドとなる北極星や太陽などが見えない状態で、
実際の森の中やサハラ砂漠を数名の被験者に歩いてもらい、
彼らがどのように行動するかを観察しました。

興味深い結果が出ました。

人は地図や磁石もなく、山や建物などの目立つ景観もないとき、
ぐるぐる円を描くように歩き回るそうです。

森や砂漠を抜け出そうと、まっすぐに歩いているつもりなのですが、
実際はもといた場所に戻ってしまうそうです。

私たちの感覚や勘は、あてにならないのです。

人間が行動するには地図が必要なのです。

だからあなたが主体性を持って、その地図を描きさえすれば、
周囲はそれを頼りに行動することができます。

グーグルが登場して、あっと言う間に世界中のすべてが検索可能になりました。

潜在的な競合他社まで含めると、自社の競合企業が世界に無限に存在します。
 

ニュースは、あっと言う間に世界を駆け巡り、新しい技術は、あっと言う間に広まり、
新しいアイデアや技術の寿命は、どんどん短くなってきています。

変化は短いサイクルで急激に起こり、現状に囚われていると、
何が起こっているかすら分りません。

分らなくなると、やる気をなくして、もうどうでもよくなったとき、
自分の能力の限界を思い知ったとき、私たちは「目的をなくして」しまいます。

でも、物事が速いスピードで変化している現代だからこそ、
たくさんの目的が手つかずのままで残っているとも考えられます。

変化にリスクはつきものですが、物事が変化することと、リスクは別物です。

考えてみてください。

時々刻々変化している世界の中で、あなたのプロジェクトだけが動かなかったら、
事実上、それは後退していることになります。

川の流れの中に置かれた石を想像してください。

あなた自身は動かないかもしれませんが、周囲は急激に流れています。

そこに摩擦が起こるのは当然です。経済活動は変化を求めます。

変化そのものはリスクではありません。私たちは変化の中に生きているからです。

別の言い方をすると、人間そのものが変化を生み出すために生まれてきた
と言ってもいいのではないでしょうか?

もし、そうだとすれば、地図をつくって目的地をイメージし、
そして、すぐに何か物事を始めなければなりません。

田渕 裕哉

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