ゾロ・サークル2.

From : 田渕裕哉(2012/04/17 06:08:09)

おはようございます。今朝はいい天気の京都からお届けします。

今日は支店長など管理職を対象とした1日研修です。
木曜日の夜まで京都にいます。
ホテルの近くにお寺があり、今日は研修が終わってから行ってみます。

仕事や個人生活において大きな目標を達成するためには、
どうすればいいかを考えるとき「ゾロ・サークル」のコンセプトを
比喩として使うと大変分りやすいと思います。

あなたは何が前進するモチベーションを高めると思いますか?

実は、成功に向けて頑張る力をもたらしてくれるのは、
自分の行動がものごとを変えることができるという信念、
すなわち自分の将来は自分で決められるという信念なのです。

しかし、ストレスも仕事量も、自分の能力が追いつかないほどの勢いで
たまっていくようなときは、そういう「コントロール感覚」が
真っ先に失われてしまいます。

とりわけ、何もかも一度にやろうとすると、そのような状態に陥りやすいです。

そのようなときは、まず小さな達成しやすい目標に努力を集中することで、
仕事を達成するために不可欠の自己コントロール感覚を取り戻すことができるのです。

とりあえず、努力する範囲を狭くし、
その努力が意図した通りの効果を上げていることを確認します。

そして必要なリソース、知識、自信を蓄えながら、
次第に円を拡大して、大きな範囲を征服していきます。
 

師匠のドン・ディエゴは若いゾロに、
一夜にして大胆不敵な剣士になる方法を教えたのではありません。

彼は小さい円からスタートし、少しずつ大きくなる範囲をマスターしていきました。

そのあと彼の伝説的な成功が続くのです。

「自己コントロール感覚」つまり仕事においても家庭においても、
自分が自身の運命の主人であるという感覚は、
幸せと成功をもたらす最も大きな推進力となります。

大学生の場合も、高い自己コントロール感覚は、
幸福度を高めるだけでなく、成績も向上させ、
自分が本当にやりたい仕事を追求する高いモチベーションにもなります。

同様に仕事において、高い自己コントロール感覚を持っていると答えた社員は、
業績もよく、仕事により多くの満足度を覚えています。

3000人近くの賃金労働者、給与労働者を対象にした労働省の
2002年の全国調査によれば、仕事における自己コントロール感覚が高いほど、
家族・職場・人間関係などの人生すべての面での満足度が大きいと言います。

仕事において、自己コントロール感覚を持っている人は、
ストレスレベルが低く、仕事と家庭をうまく両立させて、
離職率も低いのではないか?と思われます。

しかも興味深いのは「実際にコントロールできるか」ではなく、
どのくらいできると思っているか?なのです。

田渕 裕哉

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