ゾロ・サークル4.

From : 田渕裕哉(2012/04/19 07:30:09)

おはようございます。今朝も晴れている京都からです。

昨日も研修後に京都を散策しましたがお寺が多いところです。
そのため神聖な気持ちがして心が清められました。
今日は研修の最終日です。今日も最高の研修をしたいと思います。

 
あなたが違いを生み出せると思う小さな範囲に努力を結集させることです。

難題は、比較的易しいものから一つずつ取り組みます。

小さな円から始めて少しずつ範囲を広げていくのです。

それによって、自分の行動が結果に直接影響するということ、つまり
自分は自らの運命の大半を支配する主人なのだということを再学習できます。

「内的統制感」が高まり、自分の能力に対する信頼が固まってきたら、
さらに外側に向けて努力を拡大していけばいいのです。

いきなりフルマラソンに挑戦しようとした女性がいました。

彼女は約8キロ地点で、疲れ果てて、
おまけに過労性骨膜炎を起こして走れなくなりました。

小さな円から始めることを嫌がって、
一度にやり過ぎたことが失敗につながったのです。

そして、非常に不愉快な思いだけが残ったのです。

結果重視の現代社会では、つい性急に背伸びをしてしまいます。

トップセールスマンになりたい。誰よりも高いボーナスを取りたい、
しかもすぐにそれを実現したい、と焦るのです。
 

新しいCEOを雇えば、
会社は次の四半期に収益を上げることを期待されます。

新しいヘッッドコーチを迎えれば、
次の試合は当然勝つものと期待されます。

テレビなどのマスコミが、その傾向に拍車をかけています。

変化はすぐに目覚ましい形で起きるのでなければ意味がない
という文化を生み出しています。

視聴者は、コマーシャルを含めてたった30分のテレビ番組の中で、
家の大改築や、容姿の大変身、精神の大改造などが
たちまちにして起きるものだと信じ込まされてしまいます。

手の届かない高い目標に向かってジャンプすれば、必ず失敗します。

可能性の限界を広げることは重要なことですが、
すぐに広げるのではありません。

いま直面している試練がとりわけ困難なもので、
努力が報われるのがはるか先だという場合には、
達成しやすい小さなゴールをいくつか設けるのがいいです。

そうすれば自信が少しずつできていって、達成を喜びながら進み、
最後までやり遂げることができるのです。

本を書こうとするのではなく、一枚一枚のページを書くのだと考える、
するといつか本が書けるのです。

最初の円がどんなに小さくても、それはいつか大きな成果につながります。

ダニエル・コイルは著書『タレント・コード』の中で
「小さな問題を見つけて解決する」というゾロの円を使って、
小さな変化を積み上げるという戦略がビジネスを繁栄させると述べています。

田渕 裕哉

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