ゾロ・サークル5.

From : 田渕裕哉(2012/04/20 07:36:53)

おはようございます。今朝は曇り空の千葉からです。

今日は、これから夫婦で「吉高の大桜」を見に行きます。
歩いて30分くらいのところにあります。
樹齢300年以上の山桜で、遅咲きなので、まだ咲いています。
毎年、多くの方が、遠方から訪れる有名な一本の桜の木です。

今日から「ゾロ・サークル」を活用して成功した例を3日間にわたって、
できる限りご紹介します。

あなたに当てはめて考えてみてください。

ある広告会社のトップコピーライターの女性のお話です。

彼女は会社の財政状態が心配でなりませんでした。

どのくらいの顧客を獲得できるだろうか?

制作部門がどんなデザインを出してくるだろうか?

上司はリストラをやるつもりだろうか?
と様々なことが気になって仕方ありませんでした。

しかし、これらはいずれも彼女の力が及ぶ範囲外の問題でした。

そういうことをクヨクヨ心配するのは、
ただ自分のストレスレベルを高くすることにしかなりません。

そう悟ったとき、彼女はようやく自分の仕事や職場、
あるいは人生全般のコントロール可能な問題に的を絞って
考えられるようになりました。

自分のコントロールできることと、
できないことを分けて書き出しました。

そのリストを見て驚きました。(これは誰でも同じように驚きます)

意外にも多くの事柄が、コントロール可能なリストに属していたからです。
 

彼女は8人の才能豊かなコピーライターからなるチームを率いていて、
彼らに指示やアドバイスをする立場でした。

また制作会議に出席し、各クライアントのためのアイデアを
ブレインストーミングする会議のリーダーを務めていました。

経営陣の一人ではありませんが、クライアントの広告に使われる
一語一語は彼女の裁量によって決まっていました。

そこで、最初の「ゾロ・サークル」として、
彼女は「自分自身で書くコピーをよりよいものにする」と決めました。

一番小さな円を描いたのです。

この達成可能なゴールにコミットし直すことは、
自分がコントロールできることにエネルギーを集中させ、
仕事の成果を向上させることになりました。

すると驚いたことに、それによって、彼女の影響力が広がり始めたのです。

彼女の熱のこもった仕事ぶりに鼓舞されて、
チーム全体がいい仕事をするようになりました。

それが伝わって、制作部門でも情熱と創造性が高まりました。

皮肉なことに、制作部門がどんな作品を出してくるかに関しては、
こちらは何もできないと割り切ったことによって、
間接的に彼らのデザインにいい影響を与えたことになります。

これによって彼女は、なによりも自分自身の自信を取り戻し、
目標をより高く設定するようになりました。

やがて彼女のリーダーシップは、会社全体の業績にも大きく貢献したのです。

田渕 裕哉

あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント