悪い習慣から良い習慣に変える方法2.

From : 田渕裕哉(2012/05/15 07:55:16)

おはようございます。今朝は、どんよりとした千葉からです。

今、新しい本の原稿を書き始めています。
原稿は調子がいいとスラスラ書けたり、また逆になかなか一言が
書けなかったりします。生みの苦しみと喜びを味わっています。

「よい行動は習慣にすればいい」ということになるのですが、
もちろん「言うは易く行うは難し」です。

どうやって最初にその習慣を作ればいいのでしょうか?

ウィリアム・ジェームズは、ちゃんとそれに対する処方箋も残してくれています。

彼はそれを「毎日少しずつの努力」と呼びました。

もちろん、これは新事実と呼ぶほどのことではありません。

昔から「練習が完璧を生む」というような格言もあります。

しかし彼は、その時点で彼が知るはずなかった高度な事実に気づいていたのです。

彼はこう書いています。

「行動の傾向が効果的に定着するかどうかは、どのくらい連続的に数多く
その行動が起きて脳がその使用に適応したか、だけに関係します。つまり習慣が
形成されるのは、私たちの脳が頻繁な練習に反応して実際に変化するからです。」

腦は実際に変化するのです!

そして腦科学によると、年齢は関係ないことも立証されています。

つまり私たちは22歳であろうが72歳であろうが、
新しい習慣を獲得して、その恩恵を受けることができるのです。

さて、では実際に習慣化する方法を考えてみましょう。

次の例は、皆さまも共感できると思います。

ある人が、この習慣化を実験しました。

すなわち、本当に毎日同じことを何週間かやれば、腦の配線が変わって、
新しい生活習慣を生じさせることができるかということです。

彼はギターを再び引っ張り出すことに決めました。

楽器はすでに持っていましたし、弾くのは嫌いではありませんでした。

習慣を作るためには最低21日間はかかると昔から言われているので、
彼は21マスのある計画表を作って壁に張り出しだした。

ちゃんと練習した日には、このマスにチェックするのです。

さて、3週間後、彼は自己嫌悪を覚えながら計画表を壁から引き剥がしました。

チェックがついたのは最初の4つのマスだけで、
その後は延々と白いマスが続いていました。

いつか彼女ができれば、彼はギターを弾きたかったのです。

それも叶わぬ夢となってしまいました。

ギターはクロゼットの中にあって、取り出すのに、
たった20秒しかかからないのです。

しかし彼は、どうしても自分を励まして
それを取りに行かせることができませんでした。

いったい何がいけなかったのでしょうか?

おそらく「自分に何かをさせる」という考え方は問題だと思います。

間違った闘い方をすれば負けるのです。

戦略を変えない限り、敗退する運命にある闘い方なのです。

田渕 裕哉

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