悪い習慣から良い習慣に変える方法7.

From : 田渕裕哉(2012/05/21 07:09:34)

おはようございます。今朝は涼しい千葉からお届けします。

今日は、千葉の長生(茂原)という所の教会に行きます。
日曜日は1週間の反省と1週間の計画を立てる日です。
今年の私のテーマは「チェンジ」です。いろいろ変えています。

良い習慣を作るコツは、いくつか簡単なルールを作って、それを守ることです。

心理学者は、これを「二次的な決断」と呼んでいます。

なぜなら、簡単に言うと「いつ決めるかを決める」ことだからです。

例えば、朝の運動をいつ、どこで、どのようにするかを
「前の晩に決める」と決めるのです。

選択肢を減らすことによって、エネルギー減少も減らすわけです。

バリー・シュワルツは、彼の名著『なぜ選ぶたびに後悔するのか』の中で
次のように説明しています。

「前もってルールを決めておくことにより、我々は意志の力を弱めさせる
絶え間ない選択から解放され、それは生活に大きな違いを生み出します」。

例えば「2杯以上飲んだら、車を運転しない」というルールを作っておけば、
飲むたびに「自分は運転に適さないくらいに酔っぱらっているか否か」
という判定を下さなければならないストレスと不安を除去することができます。

仕事においても、選択肢を減らすようなルールを作っておくと、非常に有効です。

メールチェックは1時間に1回だけと決めておくのです。
 

息抜きは午前中に1回だけと決めておくのです。

そうすると瞬間的な誘惑に負けにくくなり、ルールを習慣にしやすくなります。

そして、その「初期設定」をそのまま維持できるのです。

自分の行動を変えることに挑む場合は、特に最初の数日間、
このルールが有効に働きます。

初めのうちは決めた道から迷い出やすいからです。

望ましい行動がだんだんと習慣になれば、もう少し柔軟性を持たせることができます。

経験を積んだシェフは「レシピ」通りに作りませんが、
新米のシェフが「レシピ」に従うのと似ています。

チームビルディングでも、なかなかルール化しておかないと迷いが出て難しいです。

例えば第一のルールは、毎日会議室のドアを開ける前に、
褒めたいと思う部下を誰か一人頭に思い浮かべます。

第二のルールは、ミーティングが始まると機会を逸してしまうので、
始まる前に、その部下を褒めます。

褒めるのは簡単な言葉でOKです。

その後は、予定通りに会議を進めるのです。

他の選択肢のことは考える必要がないのです。

ぜひ、やってみてください。

これが習慣化すると、ミーティングの途中でも、他の人に
ポジティブなコメントを言いたくなるのです。

これは必ず効果が出るやり方です。

ぜひ、試してみてください。

明日からは「分りやすさは武器になる」というテーマでお届けします。

お楽しみに!

田渕 裕哉

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