分りやすさは武器になる1.

From : 田渕裕哉(2012/05/21 07:54:14)

おはようございます。残念ながら曇り空の千葉からです。

首都圏では173年ぶりの金環日食を妻と見に行きましたが、
見えそうで見えませんでした。おしかったです。
鹿児島では見えたそうです。友人から知らせがありました。
皆さんのところは、見えましたか?

あなたの周りに何かを話したり説明したりするとき、「分りやすい人」と
「分りにくい人」と、そのように感じることがありませんか?

「分りやすい」と感じる人は、多くの人から信頼されます。

営業の仕事であれな成績が上がります。

ですので「分りやすさ」は武器になるのです。

今週は「分りやすい人」になるためのコツをお話します。

まず、分りやすい人は「話の目的」「説明の目的」が
ハッキリしているということです。

話や説明の内容がハッキリしていても、何のために説明しているのか、
その「目的」がハッキリしない人が少なくありません。

「分りやすい話(説明)、分りにくい話(説明)」の分岐点は、
まずはここにあります。

あなたにとって例えば、ビジネスにおける説明の目的とは、
いったい何でしょうか?

1.相手に分りやすく伝えること 
2.正確に伝えること 
3.問題が起こらないようにすること 
4.情報を自分のところだけで止めておかないこと 
5.何らかのお願いを通すこと 
6.相手が行動を起こすこと 

人によって、さまざまな目的が考えられます。
 

もちろん何が正しく、何が正しくないと決められるものではありません。

ただし、ビジネスにおいては、
1.~4.の説明の目的では不十分だということです。

5.や6.のような目的意識を持った説明こそが、
仕事ができて信頼される人の説明なのです。

この「目的意識の差」が、すでに「説明の効果の差」として、ハッキリと表れます。

つまり、「何のために説明するのか」という意識自体が、
あなたの説明そのものを変えてしまうのです。

仕事では結果を出すことが大事ではないでしょうか?

説明の効果は大きく3段階に分割できます。

1.「伝える」という段階。
これは「話し手が聞き手に情報を一方的に渡す」という状態です。

2.「伝わる」という段階。
これは「話し手が伝えた情報を聞き手が理解した」という状態です。
「正確に伝える」「分りやすく伝える」ことを目的にした人は、
この段階で目的は達成しています。

3.「結果が出る」段階です。
話し手の内容だけでなく、意図が実現した状態です。

ビジネスで説明する場合には、必ず、何らかの意図があるからです。
商品を購入してもらう、今後、仕事を進めていく、相手に協力してもらう、などです。

ビジネスでは、相手が行動してはじめて「結果が出る」ことを忘れてはいけません。

「伝わる」だけではなく「結果を出す」ことを目的にしましょう。

田渕 裕哉

※ 今回のテーマの参考文献:頭のいい説明「すぐできる」コツ 鶴野充茂著 三笠書房

あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

分りやすさは武器になる1.

  1. さゆり より:

    いつも、なる程…と思いながら読ませて頂いています。
    これからも、素敵なメッセージ 続けてくださいね。
    (*⌒▽⌒*)

  2. 渡邉正子 より:

    毎朝有難うございます。
    楽しみにしています。唯ネットに繋いだ後の文字の色が薄く又大きくし難い、友人に転送しましたが、やはり繋いだ後が読み取り難いから、、、と断られてしまいました。
    内容ではなく環境の問題ですが、悩み?の一つです。
    ついこぼしてしまいました。ごめんなさい。