パートナーの重要性7.

From : 田渕裕哉(2012/06/03 07:32:45)

おはようございます。今朝もさわやかな千葉からお届けします。

6月に入り、時の流れの速さに驚いています。
今日は、1週間の反省と計画を立てる日です。
リフレッシュして、エネルギーを充電し、来週に備えましょう!

人間関係に積極的に投資している人たちこそ、繁栄する組織の核であり、
チームを前に進める力です。

スポーツの世界では、こういう人たちのことを接着剤になぞらえて
「グルーガイ」と呼んでいます。

ウォールストリート・ジャーナル紙は、グルーガイをこのように説明しています。

「このタイプの選手は勝利チームの中にいて静かにメンバーをまとめています。
統計学者は、こういう選手の存在を信じませんが、心理学者は、
そういう選手がいることを理解しています。選手もマネジャーも、
こういう選手に全幅の信頼を置いています」

そして、このグルーガイが大事にしているのが「縦のカップル」です。

いくつかの研究が、上司と部下の絆を深めることが何よりも重要だと述べています。

上司と部下の絆の強さは、日々の生産性に直結しているということです。

ゴールマンの言葉です。

「上司と部下は組織生活の最も基本的な単位で、人の体を構成する分子のように、
互いに作用しあって人間関係を織りなし、組織をつくるものなので、
これ以上、重要なものはありません」
 

ある調査では「私の上司あるいは同僚が、自分を一人の人間として気にかけて
くれていると思う」と感じている人は、より生産的で、会社の利益により大きく貢献し、
その会社に留まる率も、そうでない人に比べてはるかに高いそうです。

優れたリーダーは、このことをよく理解していて、少し特別のことをして、
部下たちが気にかけてもらっていると感じられるようにします。

マサチューセッツ州の小さな町にあるモールデン・ミルズ社の工場が
火事で全焼したとき、CEOのフュウスタインは、
突然職を失うことになった3,000人の従業員の給料を払い続けると宣言しました。

この行為はアメリカ国民を驚かせました。

絶賛されホワイトハウスにも招かれました。

しかし次のように指摘する人がいます。

「世間やビジネス界は、フュウスタインの行為を非常に驚くべきことで、ビジネスを
度外視した行動と見なす。そのことは人々がパートナーとのつながりの重要性や価値を
まだよく理解していないことの証拠である。

フュウスタインが従業員の給料として使ったお金は、
彼のビジネスの将来に対する投資なのである」

パートナの重要性が分かった私たちは、
上質のパートナーをつくるために時間とお金を惜しまずに投資するべきなのです。

明日からは「信頼されるための13の行動」というテーマでお届けします。

お楽しみに!

田渕 裕哉

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