信頼されるための13の行動3.

From : 田渕裕哉(2012/06/06 07:54:02)

おはようございます。今朝も大阪からお届けします。

昨日から泊りがけの合宿研修をしています。
かなり濃い関係で関わっています。
ある意味で大変ですが、その分、楽しさもあります。
今日も頑張っていこうと思います。

信頼されるための行動2.は「他者を尊重する」です。

この行動には重要な要素が2つあります。

1つは相手に敬意を示すことであり、もう1つは心遣いや思いやりを示すことです。

「他者を尊重する」行動は、尊敬、公正、親切、愛、礼儀の原則に基づいています。

但し、最も重要な原則は個人に内在する価値、
すなわち人類の一員としての人間一人ひとりの重要性です。

「他者を尊重する」の逆の行動は「他者を軽視する」です。

これは普通、失礼な態度となって現われ、職場でも家庭でも大変な問題となります。

また、相手に思いやりを示さないことも逆の行動の一つです。

そうする気が本当にない場合もあるし、思いやりの示し方が分らない、
または、その時間がないためなどが考えられます。

思いやりを示すふりをする人もいます。

また、自分のために何かをしてくれる特定の相手にだけ
敬意や思いやりを示すこともあります。本物ではありません。

レストランのウェイターに接する態度で人柄が分かると言われます。

社長がウェイターより優れているわけではありまぜん。

 

非常に興味深い話があります。

ある経営学専攻の学生は卒業試験の問題を解いていましたが、
最後の問題でつまずきました。

それは「あなたの寮を清掃している人の名前は?」という問題でした。

彼女は自分の目を疑いました。そんなことまで知っている訳がありません。

しかも、それがビジネスの学位とどう関係があるというのでしょうか。

彼女は、この問題が自分の最終成績に重要なのか?と思い切って教授に尋ねました。

すると教授はこのように答えました。

「もちろんだとも。君たちの多くは、いい会社の社長やCEOになるのを
夢見ていることだろう。だがね、成功というのは自分だけの力で
成し遂げられるものではないんだ。優れたリーダーというのは、
何一つ当然視してはならないし、チーム全員の貢献を認めることが必要なんだよ。
大して重要ではなさそうな仕事をしている人も含めてね」

職場では、差別やセクハラといった問題が出てきてから、
尊重するという行動が正しい行いとして、またより良いビジネスのやり方として、
優秀な組織を確立するための大きな注目点にまでなっています。

フォーチュン誌と提携して「働きたい会社ベスト100」を選定している研究所では、
組織における信頼の3本柱の1つに「尊重」を挙げています。

実際に、他者に親切にしていると、あなたの回りに人が集まってくるから不思議です。

田渕 裕哉

あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント