From : 田渕裕哉(2012/08/03 07:51:11)
おはようございます。毎日、暑い日が続きますね。
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能力を最大限に活用しようと願う人にとって、集中力は絶対に欠くことができないものです。
集中力のない天才は、スケート靴をはいたタコのようなものです。
八本足で四方八方に動こうとしますが、いったいどの方向に進もうとしているのか分りません。
しかし、もし力を一つの方向に集中させれば、どんどん前進できます。
集中力には、とてつもないパワーがあります。
集中力に欠けると力が抜けたようになり、大きなことは達成できません。
集中力があれば、才能を伸ばすべき方向性も定まり、
成果をより速く確実に生み出せるようになります。
詩人ウィリアム・マシューズは次のように書いています。
「百の浅知恵を持つよりも、一つの能力をとことん追求することに意義があります。
心を奪われることが山ほどある今の時代に成功するためには、
何よりも集中力を身に付けることです。右に左に目をやることなく、
ただ一点にエネルギーを集中させ、ただ一点を目指して前進するのです」
その鍵は「目標」を決めることです。
目標を決めるということは、別の言葉で言うと「集中する」ということです。
何かを成し遂げようと思えば、まず目標を決めなければなりません。
自分自身の能力を伸ばすときも全く同じです。
集中できないと、焦点が定まらず、うろうろするばかりです。
手当たり次第に手を出すのは何もやらないのと同じで、
自分のエネルギーも新しいチャンスも浪費することになります。
ところが、集中力があればエネルギーが生まれます。
能力が使われずに終わってしまう理由の一つは、集中力の欠けているからです。
焦点を絞り、目標を立てるだけで、素晴らしいことが起こります。
ここで本当の魔法が生まれます。
目標がはっきりした時点で初めて、心は成功に向かって動き出すのです。
ある方の言葉を引用します。
「自分の行先を知っている人を前に進ませるために、世界は道を譲ってくれます」
作家のソローは、こう言っています。
「目標達成のために一心不乱に努力したのに、
あまり成功できなかった人の話を聞いたことがあるだろうか」
自分に磨きをかけるべく努力すれば、たとえ目標は達成できなくとも、
たとえ世界は道を譲ってくれなくとも、自分を高めることはできます。
高みを目指して努力すれば、何らかの形でその効果が現われます。
ホームラン王のハンクアーロンは
「成功とは、事前に設定した意義深い目標を順々に実現していくことである」
と述べています。
この定義で重要なのは、成功は一過性のものではなく、一つのプロセスだということです。
田渕 裕哉
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