教える技術5.

From : 田渕裕哉(2013/03/01 07:21:42)

おはようございます。今朝は仙台のホテルからお届けします。

昨日の岩手県の水沢市と宮城県の仙台は素晴らしい天気でした。
今朝の仙台は曇っています。今日も仙台でたくさんのアポがあります。
そして夜に千葉に戻ります。早いもので今日から3月ですね。 

教える(伝える)ときに何に注意したらいいのでしょうか?

そんなとき、一般的には優先順位を決めるのでしょうが、
逆の「劣後順位」を決めることこそが重要なのです。

「劣後順位」という言葉をご存知ですか?

例えば、今日やろうと思っている業務が10個あった場合、
そのうちのどの業務を最初にやって、次にどれをすませ・・・
と決めていったものが「優先順位」。

最終的には10個の業務をすべてをしなければいけないので、
どんな順番に並び替えようとも、全部を終えるまでのトータルな時間は
ほとんど変わりません。

そこで、中でも特に重要だと思う2~3個の仕事に絞り、
残りは全部やらないと決めてしまう。

これが「劣後順位」です。

つまりあなたがすべきことは、部下に対して「やらなくてよいこと」を
明確にしてあげること。

「君に求めているのは、この実績。それを達成するために、
これとこれをやってください。一方、これとこれは無駄なことなので、
やる必要はないですよ」と指示してください。

「全体の2割の社員が、売り上げ全体の8割を形づくる」ということを意味する
「2割8割の法則(=パレートの法則)」で言うと、上位2割にあたるような
できる社員は、みなこの「劣後順位」の決定が自然とできています。

できていないのは、残りの8割の社員。

上司が「劣後順位」を明確に示してあげることで、
必ずできる社員に近づけることができるでしょう。

TO DOリストと正反対の「やらないことリスト」をつくって
「よしよし。無駄なこと、余計なことをやっていないな」
とチェックできれば理想的です。

田渕 裕哉

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