人を動かす７つの鍵２．
From ： 田渕裕哉（2013/04/02 06:10:21）
おはようございます。今朝は兵庫県からお届けしています。
今日から３日間、ある企業の新入社員研修です。
毎年、この企業からは呼ばれています。
３日間ですと、かなり受講生と親しくなります。楽しみです。
ラポール（親密感）を築く能力こそ、人を動かす鍵となる２番目のテクニックです。
ラポールとは、あなた自身をお客と協調させ、彼らの友人になり、
心から相手の最大の利益のことを考えていると示す手段です。
いったんお客と同調できれば、あなたはお客を自分が望む方向へ
向かわせることができるようになります。
ラポールとは、お客と同調し、そしてお客を導いていくことです。
ラポールの築き方は「共通点」を見つけることです。
人は共通点のある人に好意を持つからです。
私は馬が好きですが、相手が馬が好きな場合は一発でラポールが形成されます。
では、ほとんど共通点のない人に出会ったらどうしたらいいいでしょうか？
そのときは「マッチング＆ミラーリング」という
非常にパワフルなツールを使って相手とのラポールを築きます。
ラポールを構築するには言葉を使うよりはむしろ、
相手のジェスチャーや相手の声のトーンを駆使します。
なぜなら言葉はコミュニケーションのほんの７％であり、
５５％が「見た目」である資格情報、３８％が「声のトーン」
などの聴覚情報を占めるからです。
相手と声のトーンをマッチさせれば、瞬時にラポールが形成されます。
相手が腕を組んだら自分も腕を組む、相手が脚を組んだら自分も脚を組みます。
体を使って相手に合わせれば、
あなたとのコミュニケーションにより心を開いてくれるようになります。
相手は無意識ですが「私と同じように振る舞い、私のペースで話をし、
私が使う言葉と似たような言葉を使うので、
私と似ているからこの人とは友人になれるかも」と思ってくれるのです。
覚えておいてください。
相手を動かしたいのであれば、コミュニケーションの９３％を占める
「声のトーンと体の使い方」を相手に合わせる「マッチング＆ミラーリング」
を練習する必要があります。
田渕 裕哉
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