手放す技術6.

From : 田渕裕哉(2013/07/06 07:18:53)

おはようございます。今朝は蒸し暑い千葉からです。
 
来週の火曜日の10日は妻の誕生日です。
その日は、出張でお祝いをすることができないため、昨日プレゼントを買いに行きました。
ケーキは今日買って、家族みんなでお祝いする予定です。
 
 
怒りは、執着していたものが失われたときや、
欲していたものが手に入らなかったときに起きる心の反応です。
 
すでに終わったことを引きずっている状態です。
 
怒りは、抱えているとつらい、まさに心の痛みです。
 
怒りによって心がかき乱されるとき、私たちは「はらわたが煮えくり返る」ように感じたり
「胸が引き裂かれる」思いで胸に手を当てたりしています。
 
これは決して偶然ではないのです。
 
身体と心は、エネルギーのレベルが違うだけで、もともと同じものからできています。
 
心への負担が大きいと、身体の痛みや不調となって表れるものは、ごく当たり前のことなのです。
 
ですから、怒りを上手に手放すことは、身体の健康を保つためにも大切なのです。
 
インドの聖典には次のような言葉があります。
 
「執着から欲望が、欲望から怒りが生まれる。怒りは人を破滅に至らせる」
 

 怖いですね。

 
怒りを未然に防ぐには、怒りの種である欲望と期待を大きく育てないように、
日頃から注意するしかありません。
 
欲望と期待の大きさと、怒りの激しさは比例しています。
 
すべての欲望を満たすことはできないことを前提に行動する人は健全です。
 
そうすれば、予測や想定を裏切る出来事が起きても、
むやみに怒らずに冷静に対処することができるからです。
 
そして、怒りは、自分と他人を傷つける核兵器のようなものです。
 
自分と他人を傷つけないようにしましょう。
 
私たちは日常生活において、さまざまな人々や状況に出逢います。
 
特にビジネスの場面では、与えられた仕事をやり遂げる過程で、
しばしば腹が立ったり、不満に感じることもあるでしょう。
 
けれども、どのような場面においても、私たちは自ら怒るか怒らないかを選ぶことができます。
 
反射的な怒りで自分を傷つけながら仕事を続けることを習慣にするかわりに、
別の選択肢を取ることもできるのです。
 
田渕 裕哉
 
 
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