相手中心のコミュニケーション技術7.

From : 田渕裕哉(2013/08/11 07:00:00)

 おはようございます。今日から1週間のキャンプに出かけます。

 
場所は名古屋の美浜少年自然の家です。
こちら ⇒ http://www6.ocn.ne.jp/~mihama/
海の見えるとてもステキなところです。
 
 
相手のメリットと一致するコトバをつくる切り口の6は「感謝」です。
 
これは、今までの切り口がどれも使えないときの最終手段にして最大の方法です。
 
人と接するときの基本とも言えます。
 
太古の昔から人はお願いを叶えてもらうために「感謝」をしてきました。
 
世界中の農業文化にある収穫祭も、感謝と共に来年の豊作の願いが込められていました。
 
「ありがとう」と感謝を伝えられると、
ノーとは言いにくいことを昔から人は知っていたのです。
 
例えば、会社で落としにくい領収書を事務の方にお願いするのに、
どう言ったらいいでしょうか?
 
「領収書を落としてください」→ あなたのメリットしかない。
 
「いつもありがとうございます。領収書をお願いできますか?」
→ 感謝が入ると「ノー」と言いにくい。

 最近、コンビニのトイレに書かれているお願いのコトバが変わってきました。

 
以前は「トイレをキレイに使ってください」と書かれていました。
 
でも、こちらだと、コンビニ経営者の自分のメリットでしかありません。
 
キレイに使ってくれる人もいれば、使わない人もいたのだと思います。
 
それが最近では次のように変えています。
 
「トイレをキレイに使っていただき、ありがとうございます。」
 
感謝が入ると、人はお願いを拒否しにくいのです。
 
最近では、ほとんどのコンビニがこのコトバに変えました。
 
実際に効果があるのだと思います。
 
自分のお願いを思ったままストレートに口に出すのでは
「イエス」になるか「ノー」になるか運に任せるしかありませんでした。
 
 
ですが、相手のことを想像してコトバをつくることによって
「イエス」になる確率がグンと上がることを知っていただけたと思います。
 
なぜなら、この技術によってできたコトバは、
それは相手にとってもメリットであり、本能的にそうしたいと思うからです。
 
自分中心から相手中心のコミュニケーション・スタイルへ
今日から意識を変えましょう!
 
明日からは「個性のあるコトバの作り方」というテーマでお届けします。
 
お楽しみに!
 
田渕 裕哉
 
 
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