個性のあるコトバの作り方1.
From : 田渕裕哉(2013/08/12 07:00:00)
おはようございます。名古屋の美浜少年自然の家からお届けします。
ここは電波の届かないところですので、今週の土曜日まで、
最初のコメントを毎日書くことができません。
今週は、本文のみを書きますので、ぜひ、じっくりお読みください。
日曜日の朝から最初のコメントを再開します。
ここに驚くべきデータがあります。
世の中に存在して目にすることのできる情報量が、
10年で530倍になったということです。
もちろんインターネット情報の増大が原因です。
実は、これによって世の中では、
ほとんどの情報が無視されているということが起こっています。
ただでさえ溢れている情報の中で、
個性のない普通のコトバは無視されるどころか、なかったものとして扱われます。
そんなコトバは、深夜に通り過ぎる貨物船です。
誰にも気づかれず、通り過ぎていくだけです。
これまでの時代は、コトバを職業にする人だけが技術を磨けばよかった
かもしれませんが、今は、一般の人たちこそコトバ磨きが必要な時代と言えます。
メールもブログも企画書も、あるいはスピーチするときも、どれだけ個性のある
コトバを作れるかが、この時代を生きる私たちの命題とも言えます。
例えば「記憶に残る選手」より「記録より記憶に残る選手」のほうが、
心に残るコトバですね。
ぐっときませんか?
どちらも意味は同じですが、コトバに、少し工夫するだけで
個性的なコトバを作ることができます。
これは「ギャップ法」と言います。
いくつか例をご紹介しましょう。
「No.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」「世界に一つだけの花」
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」
「踊る大捜査線 青島俊作」
「お前のためにチームがあるんじゃねえ チームのためにお前がいるんだ!」
「スラムダンク 安西先生」
「高く、堅い壁と、それに当たって砕ける卵があれば、私は常に卵の側に立つ」
「エルサレム賞受賞のスピーチ 村上春樹」
これらのコトバは多くの人たちの心に残ってきました。
非常に個性的なコトバです。
あなたも、この「ギャップ法」を理解すれば、
人の心に残る個性的なコトバを作ることができます。
田渕 裕哉
※ 今週のテーマの参考文献:「伝え方が9割」佐々木圭一著 ダイヤモンド社
あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。
また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。
ありがとうございます。
コメント