時間について考える1.

From : 田渕裕哉(2013/12/02 06:58:11)

 おはようございます。今朝は姫路からお届けしています。

 
今日は姫路市役所の1日研修です。楽しみです!
12月に入り、1週間がスタートしました。
2013年のラストスパートです。悔いのないように全力を尽くしましょう。
 
 
時間とは何でしょうか?
 
同じ1時間でも、楽しいディナーでは、あっという間に時間が過ぎ、
つまらない会議は数倍にも感じます。
 
仕事では効率を意識して無駄をなくそうとしていますが、
休日は無駄な時間を過ごしています。
 
1年先はずっと先に感じますが、1年前はすぐそこにあったように感じます。
 
時間は目に見えません。
 
時間の概念は大きく3つに分けられるという考え方があります。
 
1つ目は時刻です。
 
つまり2時15分などという時間の流れのある1点のことです。
 
2つ目は単位です。
 
秒、分、時間、日、週、月、年、世紀、という単位のことです。
 
そして3つ目が、私たちに一番影響を与え、
流れている時間を意味する「時の長さ」のことです。
 
至福の時間、時間が過ぎる、時間を費やす、時間が経つ、時間が取られる、
時間がかかる、時間がない、時間稼ぎ、時間の無駄、時間の余裕・・・・。
 

 すべて普段私たちが使う「流れている時間」を指している言葉です。

 
さらにフランスの哲学者アンリ・ベルクソンは『時間と自由』の中で、
2つに定義づけをしています。
 
1.物理的時間 → 常に均質で、測ることができ、順序がある時間。
 
アメリカの心理療法士のリチャード・カールソンは
「時は命なり。時計の針は時間を刻んでいるのではない。
自分の命を刻んでいるのだ。神はすべての人に1日24時間を与えられた。
時間だけは金持ちにも貧乏人にも平等であるが、取り返しがつまない」
と述べているようにコントロールできません。 
 
2.心理的時間 → 常に均質ではなく、測ることができず、順序がない。
 
好きなことをやっていたり、好きな人と一緒にいると、
あっという間に時間が流れます。
 
その逆もありますね。
 
このように心で感じる時間には、秒針の速度とは異なるものがあります。
 
これらの概念や定義から時間について考えると、
次のような答えが導き出されます。
 
それは、長期的な視野で「時の長さ」を俯瞰し、
短期的な視野で「心理的時間」に時間を振り分ける。
 
言い換えると、目の前の時間を見るのではなく、10年後にどうなっていたいか
という流れている時間の延長線上に「自由」を意識した上で、
日々の時間は心理的に良い時間を過ごす、ということです。
 
田渕 裕哉
 
※ 今週のテーマの参考文献「タイムデザイン」泉正人著 フォレスト出版
 
 
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多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
 
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