あなたの潜在能力を引き出すもう1つの方法2.

From : 田渕裕哉(2014/02/18 06:12:22)

 おはようございます。今朝は大阪からお届けしています。

 
記録的な大雪で大変だった方もいらっしゃると思います。自然の力はスゴイですね。
私は、今日から4日間、大阪で企業研修です。楽しみです!
夜はアポイントも連日入っています。頑張ります。
 
 
登山では、平地から自分の足で一歩一歩踏みしめて、頂上を目指していくしかありません。
 
しかし、その一歩一歩の積み上げが、やがて八千メートルを超える、
ヒラヤマの高峰を征服することにつながるのです。
 
古今東西の偉人たちの足跡を見ても、そこには気の遠くなるような努力の跡があります。
 
生涯を通じて、そのような地味な一歩一歩の努力を積み重ねていった人にしか、
神様は真の成功という果実をもたらしてくれないのかもしれません。
 
逆に考えると「地味な努力などバカげたことで、そんなことをしていては
短い人生で後れを取ってしまう」と考え、何かもっと楽な方法はないかと
日々の地道な努力を嫌がるので、真の成功の果実を得れないのかもしれません。
 
京セラの創設者の稲盛氏のエピソードをご紹介します。
 
京セラが創業して、まだ十年もたっていないころ、
世界的なコンピューターメーカーであったIBM社から、
ケタ外れた高い性能を持った部品の注文を受けました。
 

試作品を納めるたびに「不良」の烙印を押されたそうです。
 
当時の京セラの持てる力と技術をすべて注ぎ込み、
悪戦苦闘してやっとできたと思っても「不良」だったのです。
 
「もうこれ以上は無理だ」そんな空気が社内に満ちていたある夜、
稲盛氏は、その製品の前で立ちすくんでいる一人の若い技術者を見かけたそうです。
 
「今夜はもう帰れ」と言っても、なかなか帰ろうとしません。
 
稲盛氏は、思わず「おい、神様に祈ったか?」と聞いたそうです。
 
「は?」
 
「どうかうまくできるように、神様に祈ったか?」
 
それを聞いた彼は、かなり驚きました。
 
「神様に祈ったか?」は技術者らしくない言葉です。
 
しかし、稲盛氏は、人事を尽くし、後はもう神に祈り、
天命を待つしか方法はないと言えるほど、すべての力を出し切ったのか。
 
自分の身体が空っぽになるくらい、製品に自分の「思い」を込め、
誰にも負けない努力を重ねたのか。そういうことを言いたかったのだそうです。
 
そこまで強烈に思い、持てるすべての力を出し切ったとき、はじめて「神」が現われ、
救いの手を差し伸べてくれるというのが稲盛氏の考え方です。
 
田渕 裕哉
 
 
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