成幸する起業家たち1.

From : 田渕裕哉(2014/05/05 07:44:15)

 おはようございます。今朝は肌寒い千葉からです。

 
ゴールデンウイークですが、朝、関東地方では震度5の地震がありました。
皆さまは大丈夫でしたか?今回は津波の心配はないようです。
今日から「成功大学」2日間の合宿です。楽しみです!
 
 
マイケルはキャリア25年のベテラン営業マン。
 
いつものように月曜日の朝に高級スーツと色鮮やかなネクタイを締め、
自分の会社のオフィスビルに向かいました。
 
その日に突然リストラされるのも知らずに。
 
彼はショックを受けました。
 
何日かしてショック状態から回復すると、失業手当を受け取り、
求人情報を探し回る慣れない日常が始まりました。
 
仕事はなかなか見つかりません。
 
そんなある日のこと、家具屋を営む友人が、ベッド用のマットレスが
山ほど売れ残って困っている、とマイケルにこぼしました。
 
「たぶんお前ならそういうものをうまく売ってくれるんじゃないかな。
ほら、地域の情報を集めたウェブサイトとかでさ、詳しいだろ?」
 
無茶な話だったが、求人活動も一向に進展がありません。
 
妻に許可を取って、そのマットレスを買い取りました。
 
次の問題は保管場所です。
 
市内を探し回って、マイケルは最近閉店したばかりの
自動車ディーラーを見つけました。
 
不動産会社も不況なので、すぐに契約成立。
 

 意外なことに、最初の在庫はネットでの簡単な告知と口コミだけですぐに売れました。

 
一番大変だったのは、どんなマットレスを買えばいいかという質問に答えることでした。
 
「事業計画もなければ、マットレスに関する知識もありませんでしたから。
ただ、前々から感じていたことを実行したのが、よかったのかもしれません。
家具を売る店と言えば、うさんくさくて押しつけがましい印象しかありませんでした。
だから、お客にうるさくつきまとったりせず、
とにかく居心地よくしてもらおうと思ったのです」
 
「押し売りしないマットレス店」というコンセプトは街で次第に評判になっていきました。
 
これだけなら大成功までとはいきませんが、ハイライトはここからです。
 
マイケルはある独特のサービスを始め、一躍脚光を浴びます。
 
業界初の自転車による宅配です。
 
これは動画がユーチューブにもアップされ全米で有名になりました。
 
こうしてマイケルは思いがけず手にした売れ残りのマットレスから、
利益の出るビジネスを確立しました。
 
「クビになってからの2年間で、人生は劇的に変わりました。
会社人間からマットレスの配達員になりました。
それでも、こんなに幸せだったことはありません」
 
田渕 裕哉
 
※ 今週のテーマの参考文献「1万円起業」クリス・ギレボー著 飛鳥新社
 
 
あなたの大切な人に、このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
 
毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp 
どなたでも無料で登録できます。
 
また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。
 
ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント