努力する技術2.

From : 田渕裕哉(2014/09/02 07:54:26)

 おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

 
久しぶりに青空です。とても気持ちのいい朝です。
日中は、まだまだ暑くなるようです。
今日は神栖というところに行きます。
 
 
努力することを「苦行」だと捉える人は、とりわけ苦手な分野において、
努力することに価値を見い出しがちです。
 
ですが、自分が苦手な分野で闘うというのは、
それに伴う苦痛が非常に大きいわりに、効果はあまり高くありません。
 
その結果、決して長くは続きません。
 
苦手なものは人並みかそれ以下でも仕方がない。
 
その分、得意分野でカバーするのが、一つの鍵です。
 
苦手なことに自ら進んで歩み寄る必要はありません。
 
まず、何か一つ、本気で努力を始めるなら、絶対に自分の得意分野にすべきです。
 
最近の新聞には、各難関大学が「とがった人材」を求めていると書かれています。
 
ある人の能力を「レーダーチャート」と呼ばれるグラフに
まとめるときのことを考えてみてください。
 
「レーダーチャート」とは、例えば「論理力」「創造力」「継続力」とか
それぞれの指標ごとに、5段階評価などをしてまとめる、あのグラフのことを指します。
 
どの分野も3をとった場合には「レーダーチャート」は円に近い形になります。
 
それに対して、たとえ他の分野で1や2であっても、特定の分野で
5とかそれ以上の成績を示す人の「レーダーチャート」は鋭角になります。

この特定の分野において誰かの心に爪痕を残すような確かな力を持つ人、
こういう人を「とがった人材」と呼んでいます。
 
安定して成長を続ける社会においては、可もなく不可もない人材は重宝されて、
年齢が上がるに従って順調に出世していけたと思います。
 
ただ、今はそういう時代ではありません。
 
終身雇用や年功序列は崩れつつあり、調和の中でみんなと一緒に順当に
前に進んでいくことが難しくなっています。
 
ですが、それは同時にチャンスの時代でもあります。
 
どこかで「とがった能力」をアピールできれば、
一足飛びに自分の可能性を広げられるということも意味するからです。
 
だからこそ、自分の得意分野を、趣味や特技ではなくて、
仕事に直結する能力にまで高める必要があります。
 
逆に、そういう強い武器があれば、
苦手分野の仕事は誰かに分業できる機会が多くなるはずです。
 
時間は有限です。
 
もし、今、自分の苦手分野を克服しようと一生懸命トライしているならば、
その情熱とエネルギーのすべてを、得意な分野の力をさらに伸ばすことに
今すぐ切り替え、とがったプロフェッショナルとしての立ち位置を
確立することを考えてみてください。
 
田渕 裕哉
 
 
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