ビジネスに役立つ6つの考え方と法則5.

From : 田渕裕哉(2014/11/01 07:54:19)

 おはようございます。今朝は恵みの雨の千葉からです。

 
11月に入りましたね。あと今年も2ヶ月です。ラストスパートです。
今日、私は1日、教会で過ごします。若い人たちのフェスタがあります。
家内と長男も参加するので、家族の時間も有意義にしたいと思います。
 
 
今日は「問題を分析する力」についてお話します。
 
今日はワークをしますので、実際に、その人になったつもりで考えてみてください。
 
あなたの会社は、ある企業との業務提携を検討していて、
Aという会社が有力候補となり、急浮上してきました。
 
そこであなたは「Aという会社は、どんな会社か調べてくれ」と部下に指示を
出したところ、二人の部下が集めた情報を元にレポートを上げてきました。
 
一人の部下は「資本金は3億円で、社員が50名、過去5年増収増益の会社です」と、
もう一人は「業界では確かに急成長している会社ですが、この業界は現在、急激に
市場が縮小しているので、将来があやしいと思います」と報告してきました。
 
あなたは今すぐに判断しなければならないとして、
どちらの情報を判断材料にしますか?
 
また、その判断材料とした根拠も考えてください。

 どちらの情報を信じるかで判断の結果、つまり結果そのものが大きく変わるのです。

 
そして確固たる情報を追い求めるがゆえに、判断のタイミングを逃してしまい、
情報が不足している状況では判断を下せないこともあります。
 
リーダーが判断をするに当たり、情報は重要と分かっているものの、
油断すると情報の波に飲まれて判断ができなくなります。
 
逆に言い換えれば、情報が十分揃わない前提で判断する必要もあるのです。
 
どんな情報が判断に必要か、仮設を持って情報の量ではなく、
情報の質を求めてください。
 
では、どのような情報を頼りに判断するのが良いのか、
それは「定量的情報」と呼ばれてる、数値化された情報です。
 
このケースで言えば、前者の部下の情報です。
 
では後者の部下の情報は、どうでしょうか?
 
これは彼の主観が入っており、提案としては受け止めてもいいのですが、
全面的に信用して大きな判断を下すのは間違いです。
 
つまり、後者の部下の情報の部分で「この業界は現在急激に市場が縮小している」
という部分が定性的情報なので、数字で情報を求める行動がリーダーには求められます。
 
定性的情報を定量的情報に変換するには「市場が縮小しているのは
5年前から何割縮小しているのか」などの指示が必要なのです。
 
田渕 裕哉
 
 
あなたの大切な人に、このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
 
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