自分の天命をつかむ方法9.

From : 田渕裕哉(2015/07/14 06:35:34)

 おはようございます。今朝も暑いいい天気の千葉からです。

 
昨夜は長男が久しぶりに来ました。高校の先生ですが部活が忙しいようです。
三男は一緒に住み、長男・次男・長女は、ときどき我が家に来ます。
今日は午後から新大阪で会議です。金曜日まで出張です。
 
 
あなたの「人生の統合」を深めるために、あなたが自分の人生を当事者で
ありながらも一歩離れて見る「眼」を持つことが大切です。
 
あなたは自分の人生をどのように観察していますか?
 
能を舞台芸術として確立した世阿弥は、63歳のときに書いたと言われる
「花鏡」という本の中で「離見の見」という言葉を使っています。
 
これは晩年の世阿弥が達した境地であり私たちにとっても極めて重要な概念です。
 
世阿弥は、自分が舞台で能を舞う最中に、
観客の目から自分の演技を見ることができたと言います。
 
自分を「離れて見るという見方」は「俯瞰する」という意味と似ています。
 
しかし、実際は大きな違いがあります。
 
これを理解することは非常に重要です。
 

 私たちは地球に住んでいますが、地球全体の姿を見ることはできません。

 
一方、月の上から俯瞰すれば、この宇宙に奇跡的に存在する青い地球、
それを取り巻く薄い大気の膜までも見ることができます。
 
その地球の輝きと大気のあまりの薄さに、私たちは環境破壊の進む地球の
「危うさ」を認識するかもしれません。
 
しかし、どんなに地球の危うさを悟っても、月の上に降り立ってしまえば、
物理的に離れているので、地球環境のために何か行動することはできません。
 
世阿弥の言う「離見の見」では、舞台で自分はあくまで当事者でありながら、
一方では、観客の視点から自分の行動を見て、必要な修正をすぐに行ないます。
 
ただ分析するのではなく、実際に行動し、その場で結果に違いをつくります。
 
これがただの「俯瞰」と違うところです。
 
田渕 裕哉
 
 
あなたの大切な人に、このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
 
毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp 
どなたでも無料で登録できます。
 
また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。
 
ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント