的確な決断をする方法3.
From : 田渕裕哉(2015/08/19 07:38:43)
おはようございます。さわやかな気持ちのいい千葉の朝です。
甲子園が盛り上がっていますね。今日は準決勝です。
早実の清宮選手の活躍が注目されます。
高校野球は目標達成が分かりやすく、努力が見えるので感動します。
決断にストレスを感じるとき、そのほとんどが
「いきなり大きな決断をし過ぎている」という状況です。
例えば「この2ヶ月で天職しなきゃ!」や「この3ヶ月で起業する」という人がいます。
でも「それまで何を積み上げてきたのか?」というと、
ほとんど何もしていないことも多いのです。
世の中の様々な決断についての本を調べてみると、驚くほど
「大きな決断」について取り上げられていることが多いことに気づきます。
設備投資や新規事業の立ち上げ、起業や転職、結婚や出産など、決断することに
ストレスやプレッシャーがかかるものを取り上げているものがほとんどです。
「ここで起業するべきかどうか」「ここで転職するべきかどうか」
大きな決断は、時間もエネルギーもお金もかかることが多いので、
テーマとして取り上げられやすいのかもしれません。
でも、もっと大切なのは、そうした「大きな決断」になるまでの「小さな決断」です。
ほとんどの場合、大きな決断になってしまっているのは、
小さな決断をないがしろにした結果が多いのです。
さきほどの転職も、そこに至るまでの2年間、世界を広げ、
人とのつながりを持ち、休日や終業後にいろいろなことをテストしてみれば、
さほど大きなストレスなく転職をすることができます。
人生でもビジネスでも「大きな決断」に迫られることはあります。
ただ、その多くは、その前の「小さな決断」を行なっていれば
回避できたものであることが多いのです。
田渕 裕哉
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