悪魔を出し抜け!9.

From : 田渕裕哉(2021/11/14 06:49:50)

2021年11月14日(日)
おはようございます。今朝は、いわき市からです。

成功とは目に見える目標の到達地点ではなく、そこに向かっていく
プロセスの中で、拒絶やプレッシャーや自己満足、
利己心を乗り越えていく「こころの習慣」(目に見えない)を得ること。
つまり、どう成長したかが鍵。「こころの習慣」は盗まれない。

キリストからエジソンまで、最も偉大な成功を収めた人たちは、
最も悲惨な一時的敗北にも襲われている。

それを考えると「無限の知性」には計画あるいは法則があって、
いくつもの障害を乗り越えてからでないと、人の上に立つという特権や、
社会に大きな貢献をするという機会はなかなか与えられないものだ
とする考え方にも一理あるように思える。

1923年のあの運命のクリスマスイブ、そしてウエストバージニアの
学校で校舎のまわりを歩きながら自らの恐怖心と闘ったあの夜は、
私にとって本当につらいものだった。

あんな経験はもう二度としたくないと思っている。

それでも私は、たとえ世界中の富を積み上げられたとしても、
あのときの経験から得た知識を手放すつもりはない。

前にも言ったように、私はこの「もう一人の自分」の正体を知らない。

それでも、何らかの困難に見舞われ、論理的思考がいつものように
働かなくなったときには、絶対的な信頼をもってこの「もう一人の自分」
に頼ればいいことはわかっている。

 

1929年に始まった大恐慌は、何百万もの人々に苦しみをもたらした。

しかし同時に、その経験によって得た恵みもたくさんあった。

そのことを忘れないでほしい。

なかでも重要なのは、強制的に働かされるよりも、
もっとつらいことが世の中にはあるとわかったことだ。

それは働くことを強制的にやめさせられることだ。

大恐慌で傷ついた人の中には、心のあり様を変えた人も多かった
という事実を考えれば、大方において大恐慌は、
災厄というよりは恵みであったと言えるだろう。

人は何かを経験することで、それまでの習慣を変えたり、
問題の解決策を探るために、自らの偉大なる「内部」に
目を向けることができるようになるのだ。

田渕 裕哉

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