心配するな。18.

From : 田渕裕哉(2023/01/18 06:17:34)

2023年1月18日(水)
おはようございます。今朝も寒い朝の千葉からです。

伝えることのゴールは「理解してもらうこと」ではなく「相手を動かすこと」。
そのために1分で次の要素を伝えます。1.主張。要するに、どうしろ(行動)
ということ?2.根拠。なぜその主張をするのか?(根拠1.2.3)

今日は傷つく人と傷つかない人の「差」とは何かを説明します。

例えば、あなたの部屋が散らかっていると仮定してください。

それを誰かに「ものすごく部屋が散らかっているね」と指摘されたとき、
1「そうか、片付けなくちゃ」と思うタイプの人、
2「だらしないと指摘された」と思うタイプの人がいます。

前者は「散らかっている」という事実に片づけるという「行為」で対応している
だけなのですが、後者は、たんなる事実の指摘を「自分の性格」や「欠点」に
結びつけて、落ち込んでしまうのです。

この差はいったいどこからくるのでしょうか?

じつは原因は、何も起こっていないときの感情「ホームの感情」の設定の差なのです。

2の人は「ホームの感情」が「不安」や「自己否定」に設定されているので、
ある特定の行動による問題を、あなたという人格すべてに当てはめてしまうのです。

だから、小さなことで失敗するたびに、いちいち傷ついてしまいます。

私たちの脳は、あらゆるものごとを「一般化する」ようにできています。

例えば、仕事中に失言をした場合「あのタイミングであの発言はもったいなかった」
と反省すればいいことを「私は人を思いやることのできない、ダメな人間だ」
という飛躍した思い込みに結びつけてしまう。

「今日は契約がとれなかった」という事実を「私はいつも売れない、ダメな人間だ」
と一般化してしまうのです。

こんなとき「ホームの感情」が「喜び」や「自信」に設定されていれば、話は違います。

事実を受け止めて、落ち着いて対処できるのです。

だって、悪いのはその「ミス」であって「あなた自身」ではないのですから。

多くの苦しみは「何が起きたか」ではなく「どういうふうに受け止めたか」
によって引き起こされています。

もしあなたが、注意されるたびに傷ついてしまうのなら、
あなたの「ホームの感情」を見直してみることです。

田渕 裕哉

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多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

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