心配するな。38.

From : 田渕裕哉(2023/02/07 06:01:53)

2023年2月7日(火)
おはようございます。今朝も寒い朝の千葉からです。

人は自分の生きてきた人生から意見を生み出す。あなたと違う意見がある
ということは、そこにはあなたの知らない「人生」があるということ。
人の人生を尊重しよう。

「なぜ、こんなことをしてしまったんだろう」と思うということは
「本当の自分の姿は違うのだと知っている」ということ。

ですから、反省や後悔の気持ちは「今回はついやってしまったけれど、
本当の自分はこうじゃないよ。だいじょうぶだよ」というサインでもあるのです。

これら3つの感情は「反省」→「後悔」→「罪悪感」の順に、
ずっしりと重たくなっていきます。

たとえば「ダイエットをしているのに、またケーキを食べてしまった」
場合を考えてください。

このとき「ケーキを食べてしまった」ことはダメかもしれませんが
「あなたのすべて」がダメなわけではありません。

このとき「反省」レベルで終わることができれば、
感情の切り替えも早くて立ち直りもスムーズです。

もちろん多少は落ち込むことがあっても不思議ではないですが、
それをウジウジと考えるのではなく「今日はいい天気だ」とか
「あの人のあいさつは感じがいいね」とか、考えることを変えて、
気持ちを切り替えることができる。

人は誰も、完璧ではありません。

完璧な自分を目指したら苦しくなるだけです。

ミスをしたなら、すみやかに「反省」して「明日からまた始めよう
と思えばそれでいいのです。

 

けれども「反省」が度を超すと「後悔」になってしまい
「やせたいのに、なぜケーキをがまんできなかったんだろう?」
とくよくよ悩み、心配しはじめてしまいます。

そんなときは、次のように考えてみましょう。

「本当はできるはず」のことが「そのときはできなかった」ことが「後悔」です。

つまり、過去には見えていなかったことが今は見えている。

ということは、あなたは「では、これからどうしよう」と
未来につなげる視野をもつことができるようになったということです。

それなのに、そこで自分を責めることに全力をそそいでしまうと、
膨大な時間とエネルギーを浪費することになってしまいます。

そんなときは「これからどうしよう」と考え、行動に焦点を当てることで
「後悔」を「反省」に変えることができるようになります。

続きは明日。

田渕 裕哉

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