毎日が小さな修行35.

From : 田渕裕哉(2023/04/02 06:14:09)

2023年4月2日(日)
おはようございます。今朝も小鳥のさえずりが聞こえる千葉からです。

メッセージをシンプルにしよう。抽象的ではなく具体的に。
消費者や受け手の人がどう思うかを聞きに行こう。
「あなた」がわかりやすいではなく「相手」がわかりやすいもの。

若い頃はたいてい我が強いものです。

私の師匠も、若くて元気のいい修行僧が入ってくると
「若い頃は少々やんちゃでなければならない。

多少我が強いぐらいのほうがいい。

その我が強ければ強いほど、心が転じたときには修行に向かう力が強いものだ」
といわれていました。

食べたいものを食べる、着たいものを着る、そういうものだけが欲ではありません。

自分が成長しようとするのも、一つの欲です。

すべて欲がなくなってしまったら、成長しよう、
努力しようとする気持ちもなくなります。

物欲や食欲といった我欲ではなく、本質的に一気るための努力という欲を持ち、
それを真理に向かう芯の強さにエネルギーを転換することが大切なのです。

これが、禍転じて福となすという生き方です。

何があっても決して人を恨まず、憎まず、妬まず、光ある世界に、
常に明るいところで生きていく。

我の強さを芯の強さに変えていくのです。

年を重ねるごとに、いろんな経験をします。その経験の中から少しずつ、
少しずつ反省をして、人は丸くなっていきます。

丸くなってくれば、光の方向へ転がっていきます。

「私が」という角があるうちは、人生は好転していきません。

運も縁も広がっていきません。

自分の心が変わったとき、初めて周りの環境すべてが変わっていきます。

それは、目に見える世界が変わるわけではありません。

自分の心が変わるのです。

 

座禅の「座」という字は、土の上に人を二つ書きます。

これは、天地に生かされている本来の自分と、
気ままでわがままな自分をしっかり向かい合わせるという意味を持ちます。

素直な心で他人の言葉に耳を傾け、善なる方向、
光ある方向へと心を転じていけば、必ず穏やかな心にたどり着くことができます。

「何があっても決して人を恨まず、憎まず、妬まず、光ある世界に
常に明るいところで生きていく」

自分の思い描く理想像があるとするなら、まずそこに向かって、
一つひとつ実践することが大切です。

実践しなければ、決して自分のものにはなりません。

これは行の中から私が得た世界観です。

明日、詳しく説明します。

田渕 裕哉

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多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

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