動きたくて眠れなくなる69.

From : 田渕裕哉(2023/06/18 06:23:52)

2023年6月18日(日)
おはようございます。今朝は新潟からお届けします。

思わず人に話したくなるような優れたストーリーは、
とんでもなく強力なものとなり、戦略をより高度に推し進めてくれる。

出来事 → もやもやした感覚 → 言葉 → 一般化(パターン化) → メタファー

人生とは、ドラマだ。ビジネスとは、ゲームだ。お金とは、通知表だ。

こういうメタファーを使うことによって、それを聞いた人が、出来事に対する意味づけを変えやすくなる。

問題が複雑で、現状をそのままあつかうのが難しいとき、便利なのがこのメタファーだ。

たとえば5年くらいかけてじっくり成果を出していきたいプロジェクトについては「このプロジェクトは、
農業のようなものだ」と伝えることで、とり組む価値のイメージが伝わりやすい。

プロジェクトに柔軟性が欲しいときは「このプロジェクトは、迷路のようなものだ。
必ず入り口と出口がある。行き止まりだとわかったら方向を変えればいい」

そういう伝え方をすることで、たとえ行き詰ったとしてもチームがブレにくい。

 

一貫性が欲しいときは「このプロジェクトは、油田堀りのようだ」がいいかもしれない。

同じ作業をいくら続けても、なかなか成果は出ない。掘り当てるまでは辛抱だ。

実はこのメタファーを使うと、相手の深層意識を動かすことができる。

別のものに置き換えることによって、どうなればベストなのか、その人の中から引き出す方法だ。

「いま会社の状況は?」という質問に対して、ある経営者は「沈没寸前の船です」と答えた。

船ということは船員がいる。地図もある。船長やコンパスもある。

その船にとっての地図とはなにか、コンパスはなにか、浮き輪はなにか、めざしている島はどこか、
そうやって一つひとつ聞いていったころ、その経営者はこれからどう動いていけばいいか、
自分で答えを導き出すことができた。

田渕 裕哉

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