未来記憶15.

From : 田渕裕哉(2023/10/30 07:57:06)

2023年10月30日(月)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

人生は短い。夢を追いかけて、大暴れしよう。
それをしないなら、毎朝わざわざベッドから這い出すには及ばない
寝ているようなものなのだから。

たとえば「家」を思い浮かべてください、と言われたときに、皆さんはどんな家を
思い浮かべるでしょうか?

自分が子どものころに住んでいた家でしょうか?

それとも今住んでいる家でしょうか?

もしかするとそのうちこんな家に住んでみたい、という将来の家を思い描いた方も
いるかもしれません。

実は、この質問を投げかけると、8割の方が昔住んでいた家のことを考えます。

残りの2割近くの方は今住んでいる家を思い描き、将来住んでみたい家を
思い浮かべる方は圧倒的に少ないようです。

たまたま家の建て直しを考えていたり、新居購入や引っ越しを考えていたり
する方が未来の家を頭に浮かべるくらいです。

これは何を意味するのでしょうか?

 

それは、人が、どの記憶を使ってイメージするかを決めるのは「過去記憶」
「現在記憶」「未来記憶」の3つのうち、もっとも多くの割合を占める
記憶であるということです。

もし、あなたの頭の中に昔の家に関する記憶が多ければ「家」と言われたら、
子どものころに住んでいた家を思い出します。

記憶は「質」より「量」なので、新しかろうが古かろうが、味わった回数の多い
感情を思い出してしまうものなのです。

同じように「掃除」と言われて思い浮かべるのも、自分の記憶の中でいちばん
多くの割合を占めるものです。

「掃除をしても、翌日にはもう部屋が汚れてしまう」という過去記憶が多ければ、
それに引っ張られてしまい、掃除をしようという前向きな気持ちになるのは
とても難しくなります。

田渕 裕哉

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多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

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