モチベーション大百科34.

From : 田渕裕哉(2024/02/14 07:56:53)

2024年2月14日(水)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

目に見えて大きく成長するのは、数か月ごとに変化を起こしているから。
でも数か月ごとに小さな変化が起こるのは、1日ずつ成長の取り組みをしているから。

被験者である男の子に、2人1組になって、課題を解いてもらいます。

そして課題を解き終えるたびに、2人の成績が読み上げられます。

Aチームの男の子たちには「成績が良かった方が勝ち。
勝った方は、ごほうびがもらえる」と伝える。

Bチームの男の子たちには「勝ち負けはなし。2人には研究に協力して
くれたごほうびをあげる」と伝える。

結果、「自分の成績はどうだったか?」と振り返ってもらったところ、・・・

Aチーム 自分の能力や運と結びついた子が多かった。

Bチーム 自分の努力と結びつけた子が多かった。

・・・つまり、他者との競争は過信を生みやすく、自分との競争は
意欲を生みやすい。

仕事においては競争が必要だ。たしかにそういう側面もあります。

人は、その順位によって、もっと認められたい、もっと頑張ろう
と思うかもしれません。

ところが競争は「勝敗の結果が出た後」が問題なのです。

人は結果が出ると「自分はできる人間だから」と結論付けて、
自分の努力や工夫ではなく、素質と判断します。

すると、活躍できる人と、活躍できない人が固定化し、全体と
しては、弱い組織になってしまいます。

競争心ではなく「あなたならできる!」と向上心をあおるほうが、
強い組織を築きやすいのです。

田渕 裕哉

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