From : 田渕裕哉(2012/01/20 06:53:17)
おはようございます。今朝は尼崎のホテルからです。 今日は、1日、企業研修です。100名以上を1人で担当します。 毎年呼ばれていますが、入社2年目の社員が対象です。 「コミュニケーション・スキル」を身につけることがテーマです。 「お母さんの手を我が社の石鹸で洗ってあげてください」 これは、ある化粧品会社の入社式当日に出る課題です。 「お母さんの手を洗う」という課題に、新入社員は「え?」と戸惑います。 次の日、お母さんの手を洗って出社してきた新入社員は、 みんな一様に同じ感想を述べるといいます。 「あんなにお母さんの手が荒れているとは思わなかった・・・」 その事実を知ったとき「お母さん、ありがとう!」 という気持ちが自然に生じてくるといいます。 「売り上げのことなど考えなくていい。 今日から、お客さまの手をお母さんの手と思って接してほしい」 この会社の社長は、こう言いました。 お客さまの手をお母さんの手と思って接していると、 お客さまをだまそうとか、強引に商品を売ってやろうという気は起きません。 また、大切にいたわろうという気持ちから、 お客さまを店先までお見送りしようという気持ちが生まれます。 お母さんが自分の家に来たら、玄関先までは当然見送りますから。 自分が家族のように大切にすれば、相手も家族のように接してくれます。
これがお互いが共に幸せになる秘訣です。 結局、人と人の関係はシンプルです。 愛すれば、愛される。嫌えば、嫌われる。大切にすれば、大切にされる。 ただ、感じのいい人を大切にするのは比較的簡単にできますが、 感じの悪い人を愛するのはどうでしょう? 私がイエス様を師と仰いでいるのは、 イエス様が敵をも愛することを実践されたからです。 イエス様は言いました。 「あなたがたが自分を愛する者を愛したからとて、何の報いがあろうか。 天の父は、悪い者の上にも良い者の上にも、太陽をのぼらせ、 正しい者にも正しくない者にも、雨を降らして下さるからである。 敵を愛し、迫害する者のために祈れ。」 一般にもよく知られている一番大切な戒めの中に 「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」という言葉は、 当時の状況から考えると、私は次のように言っているように聴こえます。 「味方を愛するように、あなたの敵も愛せよ」 そしてクリスチャンは、すべての人をイエス様だと思って接します。 ちょうど、お母さんの手だと思って接するようにです。 イエス様の教えです。 「あなたがたによく言っておく。 私の兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、 すなわち、私にしたのである」 ところで、あの化粧品会社。 「石鹸(せっけん)」を使った課題で、業界を「席巻(せっけん)」したそうです。 田渕 裕哉 あなたの大切な人に、 このメッセージを転送してください。 多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。 毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、 お名前とメールアドレスを下記まで お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp どなたでも無料で登録できます。 また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。 tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。 ありがとうございます。
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田渕様
何時も心に残るコメント有難うございます!
感謝しております!
所で今日のコメントで不思議に思うことがあります!
其れは、イエス様の教えと・・・・はキリスト教の信者の人達
の事を言いますよね、
何故信仰をしているキリスト教を含め信仰の人が世界中で戦争をしているのか?
私には理解できないのですが、田渕様はどう思いますか?
(私は、仏様を(両親の仏壇)に手を合わせ、新年の挨拶に神社に行き神様にも御参りしますが)
戦争をする気はありません、地球の平和を願います!
相原さま いつも熱心に読んでいただき感謝しています。相原さまがおっしゃるように戦争は神様の御心ではありません。愚かな人間の過ちです。教えは正しいですが、それを信仰している人間は不完全です。信じていること、そうあいたいことが、すべて実現しないところが人生だと思います。でも、そのようなネガティブな状況の中で、平和を目指すときに、人間には成長する機会が与えられていることも確かです。お互いに地球の平和を目指していきましょう!田渕