ポジティブ心理学4.

From : 田渕裕哉(2012/02/02 07:53:43)

おはようございます。今朝も快晴の千葉からです。
北海道、東北は豪雪だそうですね。
近所に旭川から里帰りしている人がいますが、
千葉の実家の家の中が寒すぎると言っています。
北国は外は寒く家の中は暖かいそうです。うちも寒いです。
外は寒くても、自分の心は、いつも暖かくいたいですね。
あなたは「幸せとは何か?」「幸福とは何か?」という質問に
答えられるでしょうか?
おそらく、この質問には決定的な答えを出すことはできません。
それは、答えが一つではないからです。
幸せ・幸福というのは相対的なものなので、
それを感じる人によって、皆、異なるのです。
心理学者は「主観的幸福度」という言葉を使います。
幸福かどうかは個人的な感じ方に基づくので、
その人がどのくらい幸せかを判断できるのは本人しかいません。
だから、科学者が「幸せ」を実験的に研究しようとすれば、
自己診断に頼らざるを得ないのです。
では心理学者たちは「幸せ」をどのように定義しているのでしょうか?
基本的には「意味や目的の深い感覚を伴う喜び」のポジティブ感情を
覚える状態と定義されています。
幸せには、現在のポジティブな気分と、
将来に関するポジティブな希望(展望)の両方が含まれます。
ポジティブ心理学の創始者であるマーティン・セリグマンは、
幸せを3つの計測可能な要素に分けて考えました。

それは「喜び」「夢中になること」「意味を見い出すこと」の3つです。
喜びだけを追求しても幸福のもたらす恩恵の一部しか得られないこと、
3つの要素すべてを求める人が本当に満たされた生活を送ることができる
ということです。
幸せは主にポジティブ感情によってもたらされます。
幸せというのは、条件でも状況でもなく「心で感じるもの」だからです。
研究者によっては「幸せ」という言葉を避けて、基本的に同義の
「ポジティブ感情」とか「ポジティビティ」という言葉を使う人もいます。
それは「幸せ」という言葉が、あまりに漠然としていて、
扱いにくいからだと思われます。
この分野で世界のトップクラスの研究者であるバーバラ・フレドリクソンは
「幸せ」について言っています。
彼女は「喜び」「感謝」「安らぎ」「興味」「希望」「誇り」「愉快」「鼓舞」
「畏敬」「愛」という最も一般的な10のポジティブ感情について説明しています。
このリストを見ると幸せは表面的なものでも、つかみどころのないものでもなく、
もっと豊かなものであることを感じることができます。
あなた自身は、幸せ(幸福)を、どのように定義しますか?
答えは、あなた自身だけのものです。
あなたが感じるものだからです。
さて、私にとって幸せとは
「自分の可能性を追求して努力するときに感じる喜び」ですかね。
皆さんの「幸せ」の定義も教えてください。
田渕 裕哉
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コメント

ポジティブ心理学4.

  1. 相原 より:

    幸せ!・・・・私の定義は!
    チャレンジすることが出来ることですかね!
    失敗・成功に関係なく、何事にもポジティブで
    幾つになっても、何事にもチャレンジできたら
    幸せです!
    (チャレンジすることで何かが生まれると思います!)

  2. 田渕裕哉 より:

    相原さま 幸せの定義のコメントありがとうございます。チャレンジすること!同感です。私も生涯、何かにチャレンジしていたいです。田渕

  3. 鈴木雅子 より:

    スミマセン!今頃気が付きましたがポジティブ心理学の3が届いていませんでした。今からでは送って頂け無いでしょうか?

  4. 田渕裕哉 より:

    鈴木さま いつもありがとうございます。ホームページからバックナンバーがいつでも読めるようになっています。よろしくお願いします。田渕