集中の技術10.

From : 田渕裕哉(2012/05/02 07:27:14)

おはようございます。今朝も曇り空の千葉からです。
沖縄は、すでに梅雨入りしたそうです。

お預かりしているランちゃんという犬ですが、一緒にいると
かわいくて、すでに家族の一員のようです。
1日2回の散歩は楽しかったです。昨日、返しました。

「言葉」「態度」の次に自分でコントロールできる自己ツールとして、
今日は「表情」を取り上げます。

表情は言葉や態度と同様か、それ以上に、
心の状態に影響する自己ツールと考えてください。

しかし、表情は「情を表す」と書くだけあって、外部の状況や出来事を
認知の脳機能で意味付けして、心に生じた感情を表しているのが表情で、
表情は外部の状況によって生み出されるものだと信じている人も多いです。

良い表情の持ち主と言えば、ゴルフの宮里藍選手を思い出します。

彼女の表情を見ていると、ボギーでもバーディーでも、
明るい笑顔の表情をしています。

これは一見、能天気、あるいはバカなのではないか?と思われるかもしれません。

普通の人間であれば、ボギーなら1打プラスされると認知し、悔しい表情や
がっかりした表情をするのが、正常な腦の機能だと考えるかもしれません。

しかしライフスキルの考え方からすると、外部の出来事に支配されて、認知し、
それを表現しているだけなので、この場合、ライフスキル腦力は低いのです。
 

外部の状況に支配されることなく、自分の心をフローに傾けるために、ライフスキル
を動員しながら、笑顔でいるというのは素晴らしいライフスキル腦の力なのです。

単に「笑顔が素晴らしい」というのではなく、状況に支配されることなく、
自分自身で自分の表情を創って、心をフロー状態にして生きること、
この価値を知って自ら集中を創り出してゴルフを行っているのが素晴らしいのです。

表情が心の状態に極めて影響するということを知って、
実践できることこそが素晴らしい生き方なのです。

もう一人、表情の大切さを実践しているアスリートがいます。

北京オリンピックのソフトボールで金メダルに輝いた上野投手です。

400球を超えて、爪が割れて手は血まみれ、股関節は脱臼して痛く、そして打たれたら
金メダルを失うという状況で、彼女が一番心がけていたのが、表情だったそうです。

いい表情でいることに最も全力を注いでいたというインタビューでの言葉に、
彼女のライフスキルの高さを感じます。

良い表情は、顔面の多くの筋肉が「その状態でいることがフローな状態であったことだ」
と腦に思い起こさせ心のフロー化を引き起こすようになります。

チアリーダーは状況に関係なく、いつも笑顔、前向きな態度、
そして元気な掛け声を実践しています。

あなたもチアリーダーになったつもりで表情を選択してみてください。

田渕 裕哉

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コメント

集中の技術10.

  1. 町田 晴美 より:

    おはようございます  毎朝、田渕さんのメールを楽しみにしています    (*^o^*)    これからも、色々教えて下さい。 

  2. 田渕裕哉 より:

    町田さま 町田さまのように毎朝読んでいただける人がいるので、配信し続けています。ありがとうございます。これからも役立つメルマガになるように頑張ります。田渕