石田梅岩から学ぶ商人道5.
From : 田渕裕哉(2015/03/06 07:02:32)
おはようございます。今朝は54歳の誕生日を福岡で迎えています。
今日はドリュー博士の来日スペシャルセミナーが天神で開催されます。
13:30~15:30です。TKPガーデンシティ天神
福岡市中央区天神2-14-8 福岡天神センタービル8Fです。
梅岩は「自立と平等」を説いています。
自分の考えや意見や意思を明確にもって、自立した一人の人間として、
しっかりと行動せよと言っています。
自分の足で立って、自分の頭で考え、自分の意思で行動せよ。
自立した精神を持って、一個の小宇宙として一人一人が生きよ。
これは当時の封建社会にあって危険なものでした。
しかし、自立こそが前提であり、スタートであると述べたのです。
その上で「平等性」を説いています。
梅岩の言葉を直接引用します。
「経営を行なうにあたっての色々な問題に関しては、主人である者が独断で
勝手に決めてはなりません。
まず番頭や上級幹部たちと相談し、それでも意見のまとまらない場合には、
さらに中堅幹部も集めて討議し合いながら決定していくべきです。
その場合、直接、意見を述べにくいことがあれば無記名の投票をして、
全員が納得できる意思決定をすることが大切です。
主人であっても従業員であっても、誤った自説にこだわるような人間がいたら、
身分にかかわらず、遠慮なく、必ずその理非曲直を明らかにすることが肝要です」
「主人である者といえども、自分勝手な行動をしたり、乱れた生活をするような
ことがあれば、従業員たちと協議のうえ、主人の態度を改めるよう申し入れるべきです。
もし、そのような主人の行動が原因で家業を維持できなくなれば、
先祖に対して大不孝をなすことになるのだから、改められないときには
従業員全体の意見によって主人を引退させ、その後は経営に関与させてはなりません」
どうでしょうか。
封建の時代にあって、全員で協議することの重要性や、
従業員の納得や協力を得ることの大切さを強調しているのは素晴らしいですね。
日本型経営の本質がここにあります。
田渕 裕哉
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ありがとうございます。
初めてコメントさせて頂きます。
以前、無料CDを頂戴し、大変勉強になりました。
本日、お誕生日だということで、ひと言お祝いとお礼を申し上げたくご連絡差し上げました。
お誕生日、本当におめでとうございます。
これからも宜しくお願いします。
誕生日のお祝いのメッセージをありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。田渕