毎日が小さな修行14.

From : 田渕裕哉(2023/03/12 05:38:50)

2023年3月12日(日)
おはようございます。今朝は新潟からです。今日は佐渡に行きます

勇気も、決断も、すべては「これは100パーセント疑いようがない真実だ」
という第一原理から生まれる。あなたの人生で心の底からYESだと思えることは何だろう?

良き師匠に出会うには、日常の徳を積むことが大切です。

自分が前世から積んでいた功徳、あるいは先祖が積んでくださった功徳もあるでしょう。

日常、善き心がまえをもち、善なる行をしていると、必ず良き師と出会える。

師匠はそういわれました。

ある意味、自分の人生は、自分の心によって、そして行いによって大きく変わるものです。

すべて徳の問題になるわけです。

師匠と真剣に見つめ合って、お互いの人格をぶつけ合ってなされる教育は、
非常に窮屈なものです。

ときには、弟子を鍛えるために、師匠はわざと無理難題をいったり
辻褄の合わないこともあります。

それでも、私がどんなことがあっても師匠について行くことができたのは、
幼年期に母が教えてくれた「親に口答えしない」という土台があったからです。

その土台は、やがて目上の人、年長者に対してどんなときでも
敬意をもって接するということにつながりました。

また「好き嫌いをしない」という教えは、どんな仕事でも
好き嫌いなく精一杯させていただくという心に結びついています。

「約束を守って嘘をつかない」という教えは、自分自身をよく見せたいために、
自分の都合よく話をつくらないという心に結びついて信頼を得ています。

これは、幼少期においてのごく普通のあたり前の教育ですが、
これは社会人として、この三つの教えは基本中の基本になります。

このような精神性を親から受け継いで育ってきた修行僧は、
放っておいても伸びていきます。

また道場の修行の期間が終わって世の中に出ても、日常生活こそが人生の修行であり、
そこにたくさんの真理があると気がつきます。

成長の根底に、いかにしっかりした心のアンテナがあるかどうかです。

「どんな愚鈍な者でも、十二年間同じことを続けていけば、必ず何か一つは悟るものだ」
と最澄さまはいわれました。

何があっても歯を食いしばり、同じことを同じようにさせていただくことは、
行の基本です。

そればかりでなく、生き方の基本でもあります。

自分の感情を顔や態度に簡単に出すようでは、いつまで経っても大切なことに気づけません。

しかし、同じことを繰り返していると、人間には慣れが出てきます

これは仕方のないことですが、そのときでも、決して情熱だけは失ってはなりません。

田渕 裕哉

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