毎日が小さな修行30.

From : 田渕裕哉(2023/03/28 05:12:43)

2023年3月28日(火)
おはようございます。今朝も大阪からお届けしています。
今日、東京に戻ります。

心のこもった挨拶は、相手を自分の家族だと思い、また「有難い」
有ることがなかなかないことを考えること。
挨拶に心が込められると、挨拶を通じて、人は磨かれる!

「絆」私の言葉でいえば、思いやりの心や優しい言葉を相手に
どのように表現するか、ということ。

誰しも根っこの部分には優しい心があるのですが、この人には表現できるけど、
この人にはできないと思ってしまう。

誰にも分け隔てなく優しさを表現できれば、自分も楽に生きていけますし、
皆幸せになれるとわかっていても、それがなかなか実行できないのです。

だから、いろいろな方が私にこう聞いてきます。

「頭ではわかるのですが、実際にどうしたらいいのでしょうか?」

答えはすでに出ているのに、最後に「何か質問のある人?」という
手を挙げて「どうやったらいいかわからないんです」というわけです。

なぜわからないのでしょうか?

日本人である私たちのほとんどは一日三度のご飯が食べられて、
屋根のある場所で寝ることができます。

人間生活の最低限の部分は満たされています。

ところが、そうなると、人間の心は自己中心的になってきて、
ままならないことをどうにかしたいという、贅沢な心が芽生えてきます。

お坊さんというのは、そういう気持ちが起きないように、
あえて厳しい環境の中に身を置いて修行をするわけです。

そういう世界で生きてきた私から三つのアドバイスがあります。

いつも申しているのですが、とても大事なことです。

一つ目は、呼吸をし、この世に生かされていることだけでありがたいと
「感謝」する気持ちを持つこと。

二つ目は、自分の悪いところを見つけて、心の底から「反省」をして、
さらに一段上の自分に生まれ変わろうとすること。

三つ目は、好き嫌い、尊敬できるかできないかにかかわらず、
どんな人にでも「敬意」を払うこと。

たった三つのことですが、これを朝起きてから夜寝るまで完璧に
こなしたならば大変なものです。

それほど難しいことですが、根気よく実践していると、
もう一人の自分との出会い、自分の弱点を克服できるようになります。

誰にでも分け隔てなく平等に笑顔を見せているうちに、
今まで嫌いだった人から笑顔が戻ってくることもあるでしょう。

そういうことによって、人と人との輪がつながっていくのだと思います。

この三つの礼儀を無視していては、絆は決して結ばれません。

田渕 裕哉

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多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

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