毎日が小さな修行31.

From : 田渕裕哉(2023/03/29 06:57:09)

2023年3月29日(水)
おはようございます。久々の千葉からです。
でも今日も1泊の出張です。

大事なのは決断の結果よりも、どういうプロセスで決めたのかという「決断の過程」。
つまり思考や議論は、、センスや権威で運営されるのではなく、一連のステップに
基づいて動かしていくことが重要。そこに一貫性を持とう!

「感謝」「反省」「敬意」の三つをよく実践していくために大切なのは、
毎日同じことを同じように繰り返していくことです。

お坊さんの修行ならば、師匠から「ここに真っ直ぐに花を生けるように」といわれたら、
三百六十五日真っ直ぐに生き続けなければなりません。

この同じことを同じように繰り返していく中に、見えてくるものがあります。

今の例でいうと三百六十五日の三百六十四日にほんの少し曲がって
花を生けてしまったならば、今まで積んできた功徳が水の泡になってしまいます。

皆さんも同じことです。

自分の嫌いな人に三百六十五日笑顔を届けようと思って続けてきたのに、
最後の一日で冷たい言葉をかけて相手に嫌いな思いをさせてしまったら、
それまでの三百六十四日が水の泡になってしまうのです。

真っ直ぐに立てられないのは、自分の心が曲がっているからです。

真っ直ぐに立てようと思えば、目印が何もなくても「ここだ」という場所に
きちっと花を置くことができます。

真っ直ぐに立てようと思う強い意志があるからできるのです。

修行の世界では、万が一、花が少しでもずれていたりすると、必ず誰かに叱られます。

しかし、この叱られたときこそ、自分が成長できるチャンスです。

 

人間ですから、完璧に生きられる人はいません。

また完璧に近づけようと形で歯を食いしばって頑張っても失敗することはあります。

万が一、失敗したらどうすればいいのか。

そのときは、全身全霊をかけて心から「申し訳ない」と思う素直で謙虚な心を表すのです。

その心があれば、また真っ直ぐに立て続けることができるようになります。

そのときに「こんなのどうでもいいんじゃないか」という態度で
終わらせてしまったならば、一段上に行きたくても行けません。

同じことを同じようにできない人、そして、何かあったときによく反省しない人は、
知識として審理を知っていても、心の中の悟りはありません。

知識はあくまでも知識。それを実践することによって初めて、
完成した魅力のある人になってくるのです。z

頭でわかっても実践しようとしない人は、何年何十年経っても真理を会得することはできません。

田渕 裕哉

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