正しい計画の立て方6.

From : 田渕裕哉(2012/01/07 07:00:25)

おはようございます。今朝は寒い千葉からです。
今日は1日、東京でセミナーです。
今年最初のセミナーでワクワクしています。
メルマガ読者の方々ともお会いできるのを楽しみにしています。
計画を立てるコツとして「ダメな理由を先に出す」という方法があります。
計画を立てる前に、未来から批評家の視点に立って問題点を洗い出すのです。
「この目標が期日になっても達成されていないとしたら、
どんな原因が考えられるだろうか?」
こう考えるといろいろな原因がありえることが分かります。
もしかすると、怠けてしまったのかもしれませんし、
知識が足りないことが足を引っ張ったのかもしれません。
見込み客が足りなかったという原因も考えられます。
そして、このとき注意しなければならないことが2つあります。
1つは、必ず、その原因を過去形で考えることです。
「私は怠け者だから・・・」「おれの知識が足りないからな・・・」
このように現在形で原因を挙げてしまうと自分を落ち込ませてしまう原因になります。
この計画は、まだ立ててもいないわけですから、今の自分に過失はないわけです。
ですから「このときは怠け者だったから、できなかった(けれど、今は違う)」
「あのときは知識が足りなかった(けれど、今は違う)」というように原因を考えてください。

そして、もう一つの注意点は、決して「○○のせい」という言葉を使わないことです。
自分のせいにしてしまうと苦しいですし、
人のせいにしてしまえば責任を押し付けているだけで、何も学べなくなってしまうからです。
「雨が降ったせい」ではなく「雨が降ったときの準備を尾怠っていたから」、
「相手の機嫌が悪かったせい」ではなく「相手の機嫌を直す手段を持っていなかったから」
というように自分の「行動」を原因として考えます。
こうして、達成までのプロセスを振り返り、浮かびあがってきた問題点を目標に変えるのです。
「怠慢」が原因だとしたら「着実に毎日行動する」という目標を立てればいいし、
「知識不足」が原因なら「本を30冊読む」という目標を定めればいいのです。
「見込み客不足」が問題だと感じたのなら「紹介してくれる人を3名さがす」
ということを目標にします。
すると、今まで目標が達成できない理由として目の前に立ちふさがっていた壁が、
自分が踏んでいくべきステップの1つへと変わっていくのです。
目標達成のためにも「この目標が実現できなかったとしたら、何が原因だったか?」
を未来から振り返って、しっかりと対処・準備しておくことが大事なのです。
問題をなくすことではなく、乗り越える方法を探し、実際に行動していくことこそが大事です。
田渕 裕哉
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