想いを伝えるコミュニケーション法2.

From : 田渕裕哉(2015/06/06 05:43:25)

 おはようございます。今朝は天気のよくない千葉からです。

 
今日は福山に行きます。夜はセミナーがあります。
最終の新幹線で大阪に入ります。大阪泊です。
そして、日曜日は始発で千葉の教会に行きます!
 
 
子供が部屋の中でボールで遊んでいると、ガラスの花瓶に当たり、
落ちて割れてしまいました。
 
一人目のお母さんはこう言いました。
 
「危ないじゃないの!あーあ、壊しちゃった。ダメじゃない、これ高いのよ!
だから家の中でボールで遊んじゃいけないって、あれほど言ったじゃない!」
 
怒られた子供は泣き出して自分の部屋に行ってしまいました。
 
二人目のお母さんは「危ないじゃないの!ガラスが飛び散ってるから、
近くに来ちゃダメ!ケガしなかった?だから家の中でボール遊びは、しちゃ
いけませんって言ってるの。今日はケガがなくてよかった。もうしちゃダメよ」
 
子供はやはり泣き出しました。
 
しかし少し落ち着くと、涙声で「ごめんなさい。お片づけしようか?」と言いました。
 

 「ううん大丈夫よ、ありがとう。危ないから離れたところにいてね」

 
子供は、お母さんがガラスのかけらを掃除するのをじっと見ていました。
 
一人目と二人目のお母さんの発言には、ほとんど変わりはありません。
 
大切な我が子が危険な目にあったことに、怒りと驚き、
そして安堵が入り混じった状態であったのは、二人共同じだからです。
 
ところが受け取り方はずいぶん違いました。
 
なぜでしょうか?
 
一人目のお母さんは怒りの感情と「高かったのに、もったいない!(損得)」
という理性だけが言葉に出ました。
 
だから子供は傷つきました。
 
二人目のお母さんは、怒りながらも自分の感情や理性を押さえ
「あなたのことが大切だ」という「想い」を伝えています。
 
実は感情や理性のほうが、想いよりも伝わりやすいです。
 
本当の「想い」を意識する必要があります。
 
田渕 裕哉
 
 
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