超葉隠論40.

From : 田渕裕哉(2025/03/18 06:58:02)

2025年3月18日(火)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

指導者の心得17.
指導者は公の立場に立ってきびしい要求を持たねばならない。

「一生忍んで、思い死にする事こそ恋の本意なれ」

これが忍ぶ恋をもち続けるためには大切な思想となる。

日々において自分の死に向かう人生の自覚がなければ、
憧れと恋愛は決して忍ぶ恋には成り得ないのだ。

死の観念が、地上の愛を忍ぶ恋の崇高に結び付けていく。

この世の生が、この世の生でしかないと考えている者に
忍ぶ恋はない。

この世とは、過去が投影された世界であり、また永劫の
未来へ向かう出帆の場所だという認識が、忍ぶ恋の思想
を支えている。

 

あの三島由紀夫が「恋闕の形而上学」と言っていた。

これは、まさに葉隠の言う忍ぶ恋を言い当ててまた妙
なるものと言える。

恋闕とは、遠くから仰ぎ見る沈黙の「忠義」を言う。

その忠義もまた、忍ぶ恋の純愛と全く同一のエネルギーなのだ。

この永久恋愛について、私は先に憧れの地上的展開と言った。

その意味は、この恋愛が、我々の存在の根底を支える生命
エネルギーのうち、その宇宙的実存である我々のこの世に
おける存在理由を表すものだということなのだ。

この生命の存在理由が、物質と魂の地上における交流を表す
言葉だと認識してほしい。

田渕 裕哉

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