超葉隠論49.

From : 田渕裕哉(2025/03/27 04:40:18)

2025年3月27日(木)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。今日は福岡です。

指導者の心得26.
指導者はあらゆる面で私心なく公平さを期さなくてはならない。

恋死なん、後の煙にそれと知れ、ついにもらさぬ中の思いを

この絶唱ほど忍ぶ恋の苦悩を表すものもまた、ない。

これが真の「不滅性への渇望」と言えるものではないか。

スペインの哲学者ミゲール・ウナムーノの人間実存の中心課題
ともなっている思想だ。

自己の存在の不滅を願う祈りが、この常朝の歌の心を支えている。

自己の恋が、永遠の恋そのものと成り果てている。

死後に煙と成った自分の姿から、生前の本当の恋の心を推し量って
くれと言っているのだ。

これほどの武士道があろうか。

葉隠はここに至って武士道をも超越した。

葉隠の魂は、宇宙の実存に向かってその「超越的上昇」を果たした
のである。

山本常朝は、その恋狂いに死することによって、武士道を突き抜け
武士道をこの世にもたらしてくれたのだ。

田渕 裕哉

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