超葉隠論63.

From : 田渕裕哉(2025/04/10 05:45:40)

2025年4月10日(木)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

指導者の心得40.
指導者は小事をおろそかにしてはならない。

忍ぶ恋の恋心こそが「切腹」を生み出した。

自己の生き方を、最も美しく終わらせるために切腹はある。

切腹とは、真に生きるために死ぬということなのだ。

だからこそ、切腹という儀式ををもって、日本の武士道の
真の「優雅」を感ずる西洋人が多かったのだ。

フランスの作家モーリス・パンゲもそのひとりだ。

パンゲは、日本の武士道に「自己責任」というものの
極点を見出していた。

そして日本の武士道の本質を「運命への愛」と喝破していた。私は、この言葉ほど武士道を一言で表すものはないと感じている。

自己の運命を本当に愛する者だけに、日本の武士道はほほえみかけている。

葉隠の死が、なぜ崇高で美しいのか。それもこの運命への愛が示し
いるのだろう。葉隠の生が、なぜ忍ぶ恋であり未完の人生なのか。

それもすべてこの思想が表している。

この思想に生きるとき、人間はすべてにおいて高貴を纏うことになる。

忍ぶ恋が、その者の現世を覆うとき、その人間の存在には優雅とい
価値が降り注いで来るのだろう。

田渕 裕哉

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