超葉隠論79.

From : 田渕裕哉(2025/04/26 06:56:50)

2025年4月26日(土)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

指導者の心得56.
指導者は即断即行を心がけなくてはならない。

第七戒
本気にては大業はならず、気違ひになりて死に狂ひするまでなり。

第七戒はまさに、この超越的下降がもつ武士道の美を理解したときに、
自己の体内深くに落ちるのである。

この武士道がもつ根源的悲哀を、最もよく表わす文字に田宮虎彦の
「落城」と「霧の中」そして森?外の「阿部一族」がある。

これらの作品において、武士道のもつ悲哀はその頂点を極めている

武士のもつ「意地」が、地上的な不幸そのものを創り出しているのだ。

この意地と呼ばれるものが、魂の超越的下降の別名だと考えれば
分かり易い。

そして、この魂が革命を断行するのである。

これらの文学は、すべて武士としての意地のために死んだ人々の
物語となっている。

田宮虎彦はその「落城」において「武士道を疑うことは、自分の生命を
疑うことになる」と語っていた。

これが超越的下降の魂がもつ悲哀なのだ。

しかしその悲哀こそが、武士道の理想をその者に貫徹させたのである。

田渕 裕哉

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