被災地のボランティア活動を通して学んだこと3.

From : 田渕裕哉(2011/05/25 07:24:54)

おはようございます。今朝は天気のいい大阪からです。
今日は大阪で日経新聞主催のセミナーで講演します。

1回の作業時間は2時間位と決められています。

午前中の作業を終えセンターに戻り、持参したお昼ご飯を食べて、
午後は12時30分が受付です。

午前と同じスケジュールで、違うメンバーで、
違う被災者の所へ行って、違う作業をします。

実際の作業時間は、午前2時間、午後2時間位です。

正直、よく考えて仕組み化しているなと思いました。

実際の作業は、泥を一輪車やバケツに入れて、
それを直接運ぶか、土嚢袋に入れて運びます。

かなり肉体労働なので、2時間位が丁度、ぎりぎりのところだと思います。

そこで昼の休みがあり、午後は2時間頑張れば、
無料開放してくれている近くの銭湯に夕方に入れます。

私たちは、まず、このグループの力を感じました。

 

おそらく1人でやれば、かなり時間もかかりますし、
何よりも単純作業なので気持ちが折れてしまう可能性があります。

しかし班でやると、お互いに励まし合うことができるので、
それが大きいと思います。

人は励まし合うときに、力を発揮できることを体験しました。

私がジムに行ってヨガをやるのも同じような仕組みかもしれません。

皆でやると辛いトレーニングも耐えることができるのです。

もちろん、こちらは単なるトレーニングではなく、
真剣に生きて復興しようとしている人たちの戦いです。

私たちも、それを知ると限界まで頑張れます。

いや頑張ることなど大したことではないのです。

私たち夫婦が、何かお役に立てれば嬉しいと思って行ったのに、
逆に励まされ、助けられたと感じたのは、被災者たちの生きる姿勢でした。

素晴らしい人たちで本当に感動しました。

とにかく前向きで明るく希望を持っています。

想像を絶するような辛い経験を乗り越え、将来のビジョンを持って笑顔で、
1日1日を精一杯生きているのです。

田渕 裕哉

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