マズローをビジネスに活用する5.

From : 田渕裕哉(2011/07/15 06:04:11)

おはようございます。今朝は暑い千葉からです。
昨日から2日間、企業研修をしています。
素晴らしい能力のある方々たちと楽しく過ごしています。

「因果応報」という言葉があります。

お釈迦さまが説いたとされる有名な言葉ですが、簡単に言うと
「良い種をまけば、良い実がなり、悪い種をまけば、悪い実がなる」
という意味です。

コヴィー博士は「7つの習慣」の中で、
「信頼の銀行残高」という話をしています。

人間関係の中に築いてきた信頼の量」のことです。

つまり、いつか自分の人間関係から良い実をならせたいなら、
人々の欲しいものや必要なものを与えるという形で
信頼残高をつくっておかなければならないのです。

農夫は、これを自分の土地で行い、
調和のとれた夫婦は、お互いに行い、
社会的責任のある企業はコミュニティーとの間で、これを行っています。

実は、自分の仕事人生をこのように生きようと意識的に決断すれば、
ビジネス決定方法や人間関係についての見方が完全に変わるのです。

短期ではなく、長期に目が向きます。

 

企業の中には短期的利益を追求する価値観と、
長期的利益を重視すべきだという価値観があります。

ビジョナリー・カンパニーのコリンズは
「本質的価値や目的意識を重視する企業のほうが、
単なる目先の利益重視の企業よりも
長い目で見れば成功していることを証明しました。

年商590億ドルのコストコの創業者のシネガルは
「ウォールストリートは1週間で利益を上げるためにビジネスをしている。

私たちは、50年後を見据えたビジネスをしている」と言っています。

M・チクセントミハイは
「私たちは5分間の、さらには1分間の経営者を育てることを学んできた。

しかし、より良い未来の構造に役立つ経営者となるにはどうすべきかを
自分自身に問うほうがいい。本当は「100年間の経営者」が必要なのだ!
と書いています。

マズローは『経営者の性質を知るには
「この会社に自分の死後も成長してほしいですか?」
と聴けば理解しやすい』と語っています。

人は誰でも良い種をまき、良い実を刈り取りたいのです。

田渕 裕哉

あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント