葉隠武士道から学ぶ日本人のあり方6.

From : 田渕裕哉(2011/10/01 06:16:37)

おはようございます。今日から10月です。早いですね。
今朝は朝早くから都内で打ち合わせです。
昨夜は自宅に戻ったのが夜中の12時過ぎで今朝は朝早くから張り切っています。

葉隠は、自分の目標や、やるべき職務を成し遂げていくには、
自分の知恵だけでは限界があるので、人に相談し、
知恵を借りるようにアドバイスしていました。

しかし、自分の生命や一生に関わる重大事が起きてしまったようなときは、
人に頼るのではなく、必ず自分で断固たる決意で、決めていくのだと教えています。

普段、いろいろなことを相談し、自分の知恵を補っていくことは正しいが、
いざというときの重要決断事項は、人に相談するとかえってよくないと言うのです。

結局、それは他人ごとであり、自分の生命、生涯がかかってくるものではありません。

また、相談することでこちらに人を頼る気持ちができたり、
自分の決断そして行動が遅れたり、あいまいになったりして、
取り返しのつかないことにもなりかねません。

こうして、自分が断固決めたことは、
どのようになろうと自分の決めたことなのだから、後悔することもないのです。

 

断固たる決意を持って、自分で決めれば、人を責めることも甘えることもできません。

こうした覚悟が良い結果を生むのです。

本物の武士は、何ごとも思い一つ、気力一つで、
できないことはないと信じ切っていました。

特に、葉隠武士道は、毎日、命を捨ててかかる生き方をするため、
恐れるものは何もなしとし、やるべきことが決まったら、それをやり通すだけとなる、
できないときは死ぬまでなのだ!と断固たる決意を自分でしています。

本当に思いが強いと、それは天地を動かし、必ず、実現できると信じているのです。

人生の中で人生を左右する重大局面は必ず訪れます。

そのときは、自分自身で断固たる決意を持って決めましょう。

他人に頼らず、自分自身だけで決めるのです。

そして、何ごとも自分の強い覚悟、断固たる決意があれば
やり遂げられるとの自信と覚悟を持って突き進むのです。

もちろん他人の意見も大事ではあります。

しかし重大局面の最終決断は本人しかできないということです。

本人の心の奥底にある真実の声を聴くしかないのです。

「断固たる決意」を持って生き、戦っている人間には、それが分かるのです。

田渕 裕哉

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