人は弱いときにこそ強い2.

From : 田渕裕哉(2011/10/04 07:21:55)

おはようございます。今朝も快晴の千葉からです。
朝、夫婦で散歩をしているとキンモクセイの花の香りが秋を感じます。

昨日の手術は無事に成功しました。
皆さまの暖かいお心遣いに感謝しています。

関西人の話題をもう一つしましょう。

大阪人、関西人がよく使う言葉が3つあると思います。

「おもしろい」「儲かりまっか」そして「ど根性」です。

「おもしろい」=ユーモアが分かる、です。

それから「儲かりまっか」=現実主義です。

最後の「ど根性」=何かをやり遂げていくという意志です。

私はアメリカに住んでいたことがありますが、
この関西人の3要素は、アメリカ人に共通するものがあります。

どちらかというと、アメリカ人もユーモアをとても大切にします。

何かスピーチするときでもユーモアで入らないと聞いてくれないそうです。

また、とても現実主義です。

過去は何であったか、家柄はどうであるとか、先祖がどうしたとか、
お父さんがどういう人かは関係ありません。

あなたは現実に今、何をしているのか、ということが問われます。

もう一つは、ど根性です。

学歴がなくても、金がなくても、物がなくても、
やる気があるかどうかが問われます。

 

この関西人とアメリカ人の特徴は、実は、まともな感覚ではないかと思います。

世界中のまともな人が、そのような感覚を大切にしているのでないでしょうか。

ただ一部の日本人だけが、もっと言うと東京人だけが、
山本七平に言わせれば勧進帳の世界、すなわち無いものを、
あたかもあるかのように取り繕って形式ばった考え方で
人間関係ができているような感じです。

だから中身がなくても形式さえ整えれば何とかやっていけてしまうのです。

「政治の世界」もそうだ、と山本七平は言っていました。

今日の日本社会を覆っている閉塞感を打破する鍵も、
バカになることにあるのではないでしょうか。

かつて高度経済成長期の日本は、目的のために恥をかくことも、
汗をかくことも厭いませんでした。

質素な暮らしの中で必死になって働いて少しずつ生活がよくなることを喜びました。

そして豊かになりました。

それ以降、日本人はバカになれなくなってしまいました。

バカになってコツコツ積み上げるよりは、
パソコン画面で投機をしながら儲けることを好むようになってしまったのです。

あほなのにかしこぶる人になってしまいました。

田渕 裕哉

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