人は弱いときにこそ強い4.

From : 田渕裕哉(2011/10/06 06:18:25)

おはようございます。今朝は曇りの京都からです。
京都は、いい所ですね。なんか癒されます。
今日は一日、京都で企業研修です。夜は大阪に入ります。
多くの人は失敗を隠します。
しかし自分の失敗を笑える人、話せる人は強いのではないでしょうか?
例えば家庭内の問題は、ときに殺人事件にまで発展することもあります。
これほど悲劇的なことが起こるのは、我慢に我慢、
あるいは沈黙に沈黙を重ねて、一生懸命に隠してしまうからです。
「うちに問題なんかありません」「子どもは大丈夫です」
「夫婦の仲はうまくいっています」と強がりを言って取り繕っているうちに、
本来の問題に目を向けず、解決もされずに、事態はどんどん悪くなっていき、
ある日、臨界点に達して爆発してしまうのです。
反対に、家庭内暴力や、子どもの登校拒否を
「うちは大変さんです」と弱さを口にできれば、
悲惨な事態に発展することはないはずです。
でも問題は、日本の社会、文化というのは、それを受け入れないので、
問題のある家庭は口をつぐんでしまうのです。
日本という国の社会は、根本的におかしくなり始めています。

日本の文化はレッテルの文化で、
一度失敗したら二度と立ち上がらせない文化だと言っている人がいます。
あの子は若いときこうだったとか、あの家のお父さんは何だったとか、
あの家に先祖はどうだったとか、というようなことでレッテルを貼ります。
受験に失敗すると、もう敗残者のようなことを言われてしまいます。
これでは、一度引きこもりになったら、
死ぬまで引きこもりでいるしかなくなってしまいます。
そうではなくて、失敗した人を叩くのではなくて、
再起を応援する社会にしていかなければ、日本は活力を失っていき、
結局は自分の生活を悪くしていくことになります。
失敗がテコになり支点になって成功する!
むしろ失敗から立ち直った人ほどタフな成功者になるということを、
そのような文化を日本は築いていく必要があります。
そうすれば、日本はしなやかでタフな社会に生まれ変わることでしょう。
その鍵は、体裁を気にせず、中身を重視し、
見せかけではない、本物の中身を築いていくことです。
それには、弱さを弱さとして認め、
それを強さに変えていこうとする謙虚な姿勢と意志が必要です。
常に謙虚に成長することが必要です。
田渕 裕哉
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