From : 田渕裕哉(2011/10/07 06:41:19)
おはようございます。今朝は、さわやかな大阪からです。 大阪城が見えるホテルに泊まっています。 今日も1日、大阪で企業研修です。昨日も盛り上りました。今日も楽しみです。 今抱えている問題を告白したり、相談する場所が日本の社会には、 なかなかないのも問題を悪化させている一因です。 学校の先生に言ったら「それはおまえが悪い」と責められかねない。 私は若いときに職場で上司から「何か分からないことがあれば言え」と言われたので、 こういうのがありますと言ったら「ふざけんじゃない、それはおまえの勉強不足だ」 とみんなの前で怒られたことがありました。 これでは、意見なんて言えなくなります。 それが日本の社会です。 アメリカから日本に帰ってきた多くの人が体験する 「無礼講」についてのギャップについてよく耳にします。 「今日は忘年会だから、無礼講だ」と上司が言うので、 好き勝手なことをやったら、結局、怒られてしまった。 無礼講というのは、無礼講と言った人だけが無礼をできるのであって、 下の者は、ちゃんとその辺を見極めて行動しなければ 次の出世ができないという社会です。
とにかく学校・職場・家庭で、本当のことを言う場所がありません。 本当のことを言う状況が整いません。 その中で、実は言う勇気もありません。 これが日本の現状なのです。 失敗というのを肯定的にとらえない文化だから、 失敗を極端に恐れ、自分からは行動せずに、様子を見る。 その一つの例は、日本人の英会話能力です。 他の東南アジアの人たちは、 うまくない英語を自信満々に積極的に話しかけて英語を話しますが、 日本人はカッコをつけて話そうとしません。 だから上手くなりません。 能力よりもメンタルが問題なのです。 そして、このような失敗を恐れる文化では、 決して新しいものを生み出すことができません。 閉塞感に覆われた日本で、リーダーは現状を打破する能力、 つまり「突破力」が求められています。 放っておいても成長している時代なら、 まだ利益調整型のリーダーでよかったでしょう。 しかし今はそんな時代ではありません。 失敗を恐れずに進んでいける資質が求められています。 たとえ失敗しても、それを経験によりよく立ち上がることができる! そういう基盤を自分の中に根付かせていけば、 弱さを強さに変える突破力のあるリーダーになれるのです。 田渕 裕哉 あなたの大切な人に、 このメッセージを転送してください。 多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。 毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、 お名前とメールアドレスを下記まで お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp どなたでも無料で登録できます。 また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。 tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。 ありがとうございます。
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