思考の達人になる方法6.

From : 田渕裕哉(2011/11/12 07:12:42)

おはようございます。今朝は、さわやかな千葉からです。
今日は五反田で観月環先生のセミナーが午後と夜の2回開催されます。
私も出演します。たくさんの方々にお申し込みをいただきました。
その方々とお会いできるのを楽しみにワクワクしています。
思考の達人は、質問することを習慣にしています。
子供も質問することで学びます。
学生も新入社員も質問することで学びます。
医者も患者に質問します。
質問はとても単純で、なおかつとても効果的な学習方法です。
なんでも知っていると思っている人は、
わざわざ問うまでもないと考えて、質問しようとしません。
謙虚ではないのです。
グーグルのCEOのエリック・シュミット氏は
「この会社は答えではなく、質問によって運営されている」と述べています。
質問し続ければ、常によりよい答えが見つかることを知っているのです。
刑事コロンボは数多くの質問をすることで、難事件を解決します。
偉大な発明家や科学者も、数々の質問を自らした結果ではないでしょうか?
アイザック・ニュートンは「なぜ月は地球に落ちないのか?」
と自らに質問した結果、万有引力を発見したのです。
深く「問う」ことは大切なことです。
賢明な判断に必要な情報を得るためには、一番いい方法なのです。

有名な話ですが、グレッグ・ダイク氏は2000年にBBCの会長に就任すると、
主な部署をすべて回り、部署ごとに職員を全員集合させました。
職員たちは長い話を聞かされるのだろうと思いましたが、
ダイクは一緒に座って、質問をしただけでした。
「皆さんのために私にできることは何でしょうか?」
そしてその答えを聞き終えると、さらに続けて別の質問をしました。
「視聴者のために私にできることは何でしょうか?」
初めのうちは、職員から教わるほうが、職員に教えることよりも多いと考えたのです。
BBCの職員は素晴らしいアイデアをたくさん持ち、
それを聞いて欲しいと思っていました。
就任早々、会長が話すのではなく、会長みずから職員の意見を
聴いて回ることの素晴らしさを理解できると思います。
知っておくべきことは、すべて知っていると思い込んでいる人は、
わざわざ質問しようとしません。
持論に固執し、思い込みを疑おうとはしません。
そのせいで、最後には愚かさを露呈することになります。
また質問すると、弱々しいとか、無知だとか、頼りないとか
思われるのではないかと恐れている場合もあります。
実際には、質問することは、強さと賢さの表れであり、
弱さや迷いの表れではないのです。
それは優れたリーダーの特質なのです。
田渕 裕哉
あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。
また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。
ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント